グローバルキャリア塾 連載コラム

健康コラム (第7回)

第七回:寒い季節に多い「不眠症」

日中友好医院

中国への赴任、留学の準備に必要用な渡航者健診を行っている医療法人社団 日中友好医院によるコラム。中国古来の健康方法などを紹介。

(2008年2月1日掲載)

寒い冬の季節に意外に多いのが「不眠症」の症状です。

漢方的に見れば、大きく分けて夜の睡眠時は「陰」の状態であり、昼間、起きている時は「陽」の状態にあります。そして、この昼間の「陽」が高ければ、夜間の「陰」がより深くなる、という相関関係にあると考えられているのです。

寒い冬は昼間も家やオフィスにこもりがちで、この「陽」が充分な高さに至らない状況となり、夜になってもなかなか寝付けない、といった症状が出てくるのです。例えば高齢者も昼間に「陽」を充分に蓄えるだけの体力が無い為に、昼、夜を通じて「陰」「陽」の区別が付きにくくなると考えられるのです。

とは言っても普段昼間にスポーツ等で汗を流す事ができる幸せな環境にいる方はそう多くはないのではないでしょうか。そういった中でも、自身の生活の中で少しずつ工夫をすれば、この「陽」を少しでも高くする事は可能です。

例えば都市部にお住まいの方であれば、通勤、通学の際に駅構内等で階段を使うように心がける、オフィスや学校の中でもエレベーターは使わず階段を使う。都市部以外の地域の方であれば、自動車での移動をできるだけ自転車に切り替える、バス移動の際も、例えば一駅前で降りて歩く、等々です。

これらを少しづつでもコツコツと続けるうちに、次第に体力も付き、「快眠」に近づいていく事ができます。

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