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コラム「国際支援と留学」第1回

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第1回:スマトラ沖地震の緊急支援が始まった

木山啓子さん

特定非営利活動法人ジェン(JEN)
理事・事務局長

木山 啓子(きやまけいこ)


埼大学卒業後、電機メーカーなどに5年間勤務。その後ニューヨーク州立大学大学院(社会学)修士課程修了。1994年JEN創設に参加し、旧ユーゴスラビア現地統括責任者として6年間駐在。2000年から現職。以後、スーダン、アフガニスタン、ミャンマー、イラク、スリランカ、新潟、パキスタン、などで支援活動に従事。
日経ウーマン誌ウーマン・オブ・ザ・イヤー2006大賞受賞。2002、総合3位。
2005年エイボン女性功績賞受賞。

私の所属する認定NPO法人ジェン(JEN)も、
スマトラ沖地震の緊急支援で出動した。
地震発生から約1週間、復興を目指した支援が始まった。
緊急の現場では、刻一刻と状況が変化する。
どんどん変わる状況に、対応するしかない。
対応できないと、被災者が困るのだ。

自分の中でのこの対応能力は、
徐々に育ってきたと思うが、
最も身に付いたのはいつ頃か、と考えてみると、
留学時代なのではないか、という気がする。

留学というものに関して、出発前の私の考えは大いに間違っていた。
海外の学校に行きさえすれば、自分が変われると思い込んでいた。
だが、状況が変わっただけでは全く変わらなかった。
変化した状況に対応しようと背伸びをした時、
その背伸びの分だけ、成長したような気がしている。

その意味で、留学時代に身に付いたことは多い。
背伸びしなければならない環境に飛び込んだからだ。
日本で普通にしていることの一つ一つが、
私にとっては大いに背伸びだった。

寮から学校に通うこと。ハンバーガーを注文すること。
スーパーで買い物すること。

当時、アメリカのスーパーではいつも、
「紙袋にしますか、プラスティックバッグにしますか」と聞かれた。
だから、レジに並ぶだけで緊張した。

一つ一つの背伸びをこえると、その背伸びが当たり前になる。
一番身に付いたのは、何が来ても乗り越えられるという度胸かもしれない。

▼スマトラ沖地震被災地の様子(JEN撮影)

スマトラ



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