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コラム「Dr. Kの環境と化学」第5回

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Dr. Kの環境と化学 -豪州大学教育の現場から-

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第5回:海外生活の魅力(2)〜 大自然とワイン、文化を味わうドライブ旅行

斎藤 敬氏

モナッシュ大学 化学科 グリーンケミストリー研究所
レクチュラー(准教授)

齋藤 敬 (さいとう けい)

1976年生まれ。早稲田大学 理工学研究科 応用化学専攻 博士課程修了 (工学博士)。日本で博士取得後、アメリカ、マサチューセッツ州で新しい学問であるグリーンケミストリー(環境に優しい化学)を創始者のもとで学び、2007年8月から現職。

モナッシュ大学 化学科 グリーンケミストリー研究所のWebサイト (英語)
上記Webサイトの斎藤氏のページ (英語)

海外留学の魅力としては、やはり異国での生活や現地の文化をたっぷり味わえる事が挙げられると思います。ここオーストラリアの魅力の一つは、やはり日本にはない広大な自然を味わえる事です。

先日ホリデーを利用して、ウルル(エアーズロック)への旅行に行ってまいりました。オーストラリアでは有給休暇が職種によりますが年間30日程あり、消化しなくてはいけません。「ホリデーを楽しめない人は魅力のないつまらない人」という文化のため、ホリデーを大手を振って取る事ができます。この国の人々は本当に皆さん有意義にホリデーを過ごされます。

今回は10日程のホリデー。兼ねてから行きたいと思っていた車でのウルルへの旅にしました。オーストラリア大陸南西に位置するメルボルンからオーストラリア大陸の中心、ヘソと言われるウルルまでは2000km程あります。一日5時間100kmで運転しても4日はかかりますし、せっかくですので道中も色々観光する事にしました。

初日は8時間程ドライブして隣の南オーストラリア州の州都アデレードへ。この街は文化と芸術の都として知られており、毎年3月には1年交代でアデレード芸術祭とバロッサ・バレー・ワイン祭が開かれているとの事です。手頃な大きさかつお洒落で、小さいニューヨーク、マンハッタンという印象を受けました。次の日はそのアデレード近くのバロッサバレーへ。こちらはオーストラリアを代表するワインの産地で、数多くあるワイナリーでワインテイスティング(試飲)が楽しめます。

自分もオーストラリアに来るまではワインに馴染みがなかったのですが、こちらのワインは、ブドウの種類がボトルに必ず明記されており、ブドウの種類ごとに試飲させてもらえるため、素人でも、このブドウはこういう味がするのか、同じブドウでもワイナリーによってやっぱり味が違うなー等、自分なりにテイスティングが楽しめます。

オーストリアの中心付近は砂漠のため、アデレードよりウルルに行くためには、車で砂漠を駆け抜ける必要があります。とは言っても、道路が整備されているため、主要道路を外れなければ4WDでない一般車でも行くことができます。次の日は砂漠に入る手前で一泊し、ついに砂漠へ。何もない広大な大地が広がっていました。

地平線を見ながら車で砂漠を駆け抜ける。日本では絶対出来ない体験です。その砂漠の中にクーバーピディと呼ばれる街があります。オパールの採掘場として有名な街で、特筆すべきは、かつて皆地底に穴ぐらを掘って暮らしていた街であり、今なお地底教会や地底住居が残り、さらにはその穴ぐらを利用したホテルが多数あり、その穴ぐらに泊まれるという事です。当然自分らも穴ぐらモーテルに宿泊。砂漠は本当に暑く、嫌気がさしていたのですが穴ぐらはとても涼しく快適に過ごす事ができました。

そしてついにウルルへ。まずウルルの大きさに驚かされます。外周約10Km。私達はこの10kmトレイルを3時間程かけて歩きました。道中に水辺あり壁画あり、また色んな角度からウルルを臨むことができます。大変ですがオススメです。また本当にここがアボリジニの聖地なんだと気付かされます。50km離れたカタ・ジュダ、風の谷のトレイルも本当にオススメです。言葉では表現できないため、是非皆さんにも訪ねて頂きたい場所です。

繰り返しになりますが、留学生活、もちろんどの大学に進むかも大事ですが、どこで過ごすのか、どの都市で海外生活をおくるかは、とても重要です。大自然に囲まれたオーストラリアで生活し、学んでみませんか?



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