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コラム「Mainichi Daily News編集長の目」第11回

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第11回 2010.4.1 ハイブリッド・スポーツ車

ナバ 高田容冶氏

英文毎日編集部長、毎日デイリーニューズ
編集長

福井 聡 (ふくい さとし)

1954年名古屋市生まれ。80年毎日新聞入社。甲府支局、東京社会部、外信部、90-93年アフリカ特派員ハラレ支局長、93-95年同ヨハネスブルク支局長、99-03年ウィーン支局長、03-05年外信部副部長、05-09年パリ支局長、09年4月から現職。著作 『アフリカの底流を読む』(ちくま新書)、『南アフリカ 白人帝国の終焉』(第三書館)。
パリ支局長時代の経験をもとにフランス社会の抱える問題について書かれたコラム「ボボたちのパリ」も同時連載中です。>>連載コラム「ボボたちのパリ」

民主党政権はゴタゴタ続きで、景気もパッとしない。何か明るい話はないかと探したら「清水建設が放射性廃棄物を100分の1にする新技術を開発した」や「東北大がゴムのように伸縮形状記憶鉄合金を開発した」など、新技術の話題がいくつかあった。極めつけはホンダのスポーツタイプのハイブリッド車「CR−Z」(排気量1.5リットル)だ。

スポーツ車は従来、ガソリンをばら撒きならが走っているようなものだったが、CR−Zは1リッターで25`も走る。走りを重視すれば当然燃費は悪くなるが、この車はその常識を覆した革新車だ。月間販売予定が1000台なのに、発売から約1カ月で予約注文が1万台を突破したそうだ。

実は私は会社に自転車で通勤している。といっても自宅が会社に近いため片道15分。それでも仕事がデスクワークなので少しでも運動になると思い、続けている。週末にはジムで筋トレもやっている。自転車通勤を始めたのは、南アフリカのヨハネスブルクで特派員生活を経験した後からだ。アパルトヘイト(人種隔離)政策が廃止された後のヨハネスには、職と自由を求めて地方から貧しい黒人が集中。職がないまま犯罪に走り、とてもブラブラ歩きのできる街ではなかった。もちろん自転車など乗っている人はいなかった。

帰国後、東京では商店街があってブラブラ歩きできる都心に住み、自転車通勤を始めた。その後に赴任したウィーンとパリでも都心に住み、自転車で通勤し、取材した。ヨハネスでは車が必需品だったが、その後、車はいつもレンタカーで、買うことはなかった。

自転車愛用派だが、車が嫌いなわけではない。ふんぞり返って乗るような大型車は好みでなく、コンパクトでビュンビュン走るスポーツ車がいい。スポーツ車のオーナーは従来、ゆとりのある中高年が多かったが、ホンダによると、CR−Zの購入者は「30代以上の独身」と「40代以上の既婚・子離れ層」がそれぞれ約35%に加え、「20代以下の独身」も約15%を占めているという。

メーカーにとって、近年の「若者の車離れ」は大きな課題だという。CR−Zはその流れを変える車と期待されている。私は若くはないが、買ってみようか。サイフと相談のうえだが…。



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