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コラム「Mainichi Daily News編集長の目」第32回

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Mainichi Daily News編集長の目

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第32回 2011.12.28 日本文化紹介

ナバ 高田容冶氏

英文毎日編集部長、毎日デイリーニューズ
編集長

福井 聡 (ふくい さとし)

1954年名古屋市生まれ。80年毎日新聞入社。甲府支局、東京社会部、外信部、90-93年アフリカ特派員ハラレ支局長、93-95年同ヨハネスブルク支局長、99-03年ウィーン支局長、03-05年外信部副部長、05-09年パリ支局長、09年4月から現職。著作 『アフリカの底流を読む』(ちくま新書)、『南アフリカ 白人帝国の終焉』(第三書館)。
パリ支局長時代の経験をもとにフランス社会の抱える問題について書かれたコラム「ボボたちのパリ」も同時連載中です。>>連載コラム「ボボたちのパリ」

第5回「ペアで紹介する日本文化プレゼンコンテスト」が、今年も京都外国語大学で行われ、審査員として参加した。「日本文化を2人で、英語で紹介する」ユニークなコンテストで、今年は全国の大学から57組の応募があり、最終選考に残った10組のテーマは「大豆が世界を変える」▽「茶の湯」▽「ゆるキャラ」▽「日本人と集団主義」----とバラエティー豊かだった。

獨協大学の優勝ペア優勝したのは「花火」の獨協大の女性ペア、準優勝は「八王子から始まる民間外交」の創価大男女ペア、3位は「京の華」の京都外国語大男女ペアで、上位4位までにニューヨーク往復航空券、宿泊券、図書券などが贈られた。

獨協大の「花火」は、「江戸時代の両国花火は疫病死者への追悼から始まった」と説き起こし、華やかに打ち上げられる花火が持つ追悼や鎮魂という側面を見開かせ、東日本大震災の起きた年にぴったりのテーマ選択と構成だった。創価大が紹介した八王子に伝わる「車人形」は、スペインに行けばフラメンコに合わせて演出を変えるなど、国内外に出かけ地元の伝統に合わせて変化するユニークな伝統芸能だった。守り続けるばかりと思った「伝統」に、「伝統は変えられる」との新たな考えを提示していた。

「伝統」や「文化」はこれからの成熟社会でのキーワードだ。それを若い人たちが、しかも英語で世界に語りかけるのをみるのは楽しい。


第5回「ペアで紹介する日本文化プレゼンコンテスト」表彰式



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(第三書館 2010年6月)

毎日新聞社パリ支局長として約4年間をパリで過ごした福井さんが、その時の経験をもとに書き下ろした新作。移民や格差社会の問題、新たな政治的・文化的スタイルをもつ人々の登場など、フランス社会の変容とその背景に迫ります。
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