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コラム「留学体験のimpact」第2回

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第二回:コミュニティカレッジでの体験と出会いの妙(前編)

毎日エデュケーション 高橋あつ子

株式会社 毎日エデュケーション
広報・マーケティング担当 

高橋あつ子

アメリカ留学中に目の当たりにした市民運動やボランティア活動に共鳴。帰国後、外資系企業の広報等に携わる一方で、人種差別反対運動や人権擁護、環境保護運動などに関わり、ついには国際協力NGO(一般財団法人 民際センター)に転職。
<注> コラム寄稿時は、同団体勤務でしたが、2009年2月からは(株)毎日エデュケーションに転職。

語学学校の先生方から大学に行くべきだと勧められ、その気になったものの、2年間のコミュニティカレッジか、あるいは4年間の州立大学のどちらにすべきかを迷ってしまった。経済的な理由もあったが、あと4年間も大学で勉強する覚悟を決められなかったこともあり(本来は勉強嫌い!)、コミュニティカレッジに行くことにした。しかし、結果的には、コミュニティカレッジ卒業後、州立大学にTransferして更に2年間勉強したので、最初から州立大学に行った場合と同じ年数勉強したことになる。でも、コミュニティカレッジに先に行ったことは大正解だった! 忘れられない二人の教授との出会いがあったからだ。

カレッジではEnglish Majorだったが、社会問題に関心があったのでSociologyも勉強した。担当は、「Mr.Lawsonと呼んで」というクールでカッコイイ教授だった。半年間語学学校で英語慣らしをしたとはいえ、専門用語を早口で話すMr.Lawsonの講義を、当然全部理解できるはずがない。毎回テープレコーダーに録音して繰り返し聞いてはノートを取ったが、それでも不明点・疑問点がたくさんあった。だからほぼ毎週彼のオフィスを訪ね、粘り強く、遠慮せずに質問した。嫌な顔もせず、初歩的な質問にもクールだけど優しく答えてくれたが、ある日、「Atsuko、今度は私が質問する番だ」と迫ってきた。

どんな質問かとドキドキしていたら、「日本ではなぜ部落差別がまだ続いているのか?」「日本人の多くがなぜ何百万円もかけて(時には借金してまで)ド派手な結婚式をするのか?」など、日本におけるさまざまな社会問題を鋭く突っ込んできた! こういった問題に興味があったのは勿論だと思うが、一庶民としての日本人留学生が自国の問題にどう答えるかにも彼は関心があったと推測する。正直いって、彼の質問のほとんどが今まで誰からも聞かれたことがないものばかりだったので、少々たじろいだ部分もあったが、実にthought-provokingだったと今になって思う。その時は私が知っている範囲内で答えたが、社会学者であるMr.Lawsonが納得の行く解答ではなかったと思うので、その後、彼の授業だけでなく他のクラスの提出reportを書く際にも、私はこういった日本の社会問題に関してのresearch paperをたくさん書いた。当然、自分自身の問題意識や文章力の向上にもつながったと思うので、Mr.Lawsonには大変感謝している。

次のコラム(同タイトルの後編)では、もう一人の忘れられない教授、元気印のShirleyに焦点をあてて書くのでお楽しみに!



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