グローバルキャリア塾 連載コラム

韓国語学習が日本を変える (第14回)

第14回:オンライン授業の有効活用

ミレ韓国語学院
院長

前田 真彦 (まえだ ただひこ)

21年間中学校の国語教師をしていました。2010年にミレ韓国語学院を立ち上げ独立。日本人の強みと弱みを理解した独自の教育法「前田式」を確立し、大阪と東京で教室授業を実施中。通信添削や動画配信など、教室に通えない方のサポートにも力を入れています。

■ミレ韓国語学院HP:http://mire-k.jp/

(2018年10月1日掲載)

オンライン講座
▲オンライン授業風景(会話)

オンラインで授業をしていますが、その数がじわじわと増えてきています。自宅にいながら、実際の教室授業とそう変わらない授業が受けられますから、とにかく便利です。北海道の方と沖縄の方が同じ授業を受けることもあります。エリアが広いですから、自然と授業前の挨拶は天気の話が多くなります。

さて、そのオンライン授業を担当できる講師も少しずつ多くなり、機器の操作にも慣れてきましたので、スタッフが自宅でオンライン授業を実施することも増えてきました。ミレスタッフは主婦の方が多く、これまでは授業も平日の日中が多かったのですが、受講生の希望は平日の夜が多かったのです。いわば需要と供給のミスマッチがあったのです。今までは仕方のないことと半ばあきらめてきました。できるだけ男性スタッフが、夜遅い授業を担当して何とか対応してきました。私も夜10時50分に終わる授業や、早朝6時半から始まるオンライン授業など、お勤めの皆さんの受講できる時間帯に多くの授業を担当してきました。が、そろそろ限界に達したようです。10月からはスタッフにも自宅でオンライン授業を担当してもらえるようにシステムを整え、研修し、オンライン授業の枠を拡大しました。

ここ1、2年の間に、社会人の外国語学習の仕方が大きく変わってきたように感じます。今までは決められた曜日、決められた時間に教室まで出向いてというスタイルが主流でしたが、今は自分の空いている時間に、自宅で勉強するといったきわめて個人的なスタイルが好まれるようになってきました。これにはスマホの普及が大きくかかわっているように思います。自分の掌の中で、いろんなことが解決できるようになりました。ほしい情報はすぐに検索して見ることができるのです。このような流れから、オンライン授業の需要が増えてきたのです。(もちろん通えるエリアに適切なところがあれば、対面の教室授業はオンライン授業に勝りますが。)

外国語学習は、独学ではなかなか上達できません。オンラインで先生について学習を進め、声に出して読んだり、聞き取りをしたり、また画面越しに講師や学習仲間としゃべったりするというスタイルが理想的なのです。オンラインで学習を進め、3か月に1回ぐらい、オンラインイベント(クラスの垣根を越えて、会話、試験対策、発音クリニックをするなど)で、全国の熱心な方から刺激を受け、モチベーションをアップさせることも必要です。

オンライン授業とオンラインイベントの組み合わせで、皆さんがより楽しく学習が進むように支援していきたいと思います。

 

オンライン講座
▲ホワイトボードを活用して教室授業と変わらない授業を展開しています

 
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