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コラム「Where there is a will, there is a way.〜意志あるところに道は開ける〜」第10回

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グローバルキャリア塾・連載コラム

Where there is a will, there is a way.
〜意志あるところに道は開ける〜

> > 文美月さん

第10回:被災地復興に向け「何が出来るだろう」と、自分に問い続けた半年。

ヘアアクセサリー製造販売・リトルムーンを経営。
同志社大学経済学部卒業、日本生命の総合職を経て韓国留学、結婚・出産。2001年専業主婦で自宅のPC一台から起業。出産後の再就職が難しく「一生クビにならずに働くには、自分で自分を雇うしかない!」と感じたのがきっかけ。2004年〜最良最強のパートナーである夫が加わり、夫が社長に。ともにヘアアクセの商品オリジナル化を進め、特許取得、海外工場を作りSPA化。その後卸も開始。
●日本最大級の品揃えヘアアクセECサイト「リトルムーン」の運営責任者。2011年末時点のヘアアクセサリー販売総数は、375万点以上。
●2011 楽天Shop of the year ジャンル賞、2006年ジャンル大賞を受賞、ほかEC系受賞多数。
●約11万「いいね!」を世界から獲得(2011年末時点)するFacebookページの管理人。
●2010年〜大阪府のプロジェクト、大阪通販道場で師範を務め、大阪活性化に携わる。
●2010年〜ラオス訪問、日本でユーズドヘアアクセを回収して途上国へ送るCSR活動を継続中。
●起業、女性のキャリア形成、EC、facebookのビジネス活用等に関する講演も行う。

弊社には、「ヘアアクセサリーの販売やヘアアレンジの提案を通じて、女性の美を応援する」という理念があります。“美容院で髪を整えてもらい綺麗になったものの、肝心なその翌日からうまく髪を扱えずに持て余してしまった”という経験をお持ちの方は実は多いのではないでしょうか。弊社は女性の毎朝の支度が少しでも楽になるよう、またおしゃれによって生きる活力や自信を得たり人に褒められたりといった経験を増やすお手伝いが出来るよう、「自分で出来る簡単ヘアアレンジ」をテーマに、日々ソリューション(解決案)を提案しています。

そんな中、あの東日本大震災が起こりました。未曾有の大災害。影響の少なかった関西在住の私は、個人としてもヘアアクセの会社経営者としても、心ばかりの募金をしたもののそれ以外に特に何も出来ない状況でした。「自分は何て無力なんだろう。」私はただ復興を祈るばかりでした。

その後少しずつ冷静さを取り戻した私は、「いや、大人なんだし“祈るしか出来ない”わけはない。自分と会社に出来る事をまずやってみよう」と気持ちを奮い立たせ行動に移す事を決めました。

まず大型災害救助を行う公益法人への募金を集める寄付サイトを立ち上げ、facebookやtwitterで募金を呼びかけました。

また、被災した知人から、小中学生が多く避難している岩手・大船渡の公民館の存在を聞きつけ、我が家にあるワンピース全60巻を寄贈する事に家族内での話し合いで決めました。大切なワンピースを手放すのは息子達が嫌がると思いましたが、「ここ(家)にあるより皆で読んでもらったほうが喜んでもらえると思うねん」と意外にもすっきりとした表情の長男。息子達が描いた絵を添え、ほどなく大船渡に送りました。

 

その後、立命館大学と高知大学の共同プロジェクトへの協力が決定。「被災地の女性・子供を対象とした避難生活支援キット送付」です。長期の避難所・共同生活を余儀なくされストレスが溜まる女性の心の負担軽減を目的としたもので、リップクリームやアロマオイル等とともに、弊社はヘアアクセサリーを2000個送付。“明日への希望を持てるよう”、輝くスワロフスキーが一粒ついたヘアクリップを準備。さしあたっての緊急物資でないヘアアクセも、長期の避難所生活には大いにお役に立てるのだと実感出来た瞬間であり、これには弊社スタッフたちも喜んでくれました。みんな、何か役に立ちたい気持ちでいっぱいだったのです。


●「東北地方太平洋沖地震「防災缶(避難生活支援キット)」緊急支援合同プロジェクト 活動報告 <立命館大学HPより>

http://www.rits-dmuch.jp/jp/press/page.html?post=4327687341008157960


その後私は“女性の美を応援する”という本業を生かして他に何か長期的に災害復興の支援の仕組みが出来ないか、と模索を開始しました。ここ数年、イベントの収益の一部を途上国支援に回すといったプロジェクトがすでに幾つもあるのを知っていた私は、ふと震災復興支援に同じ仕組みを持ち込もうと思いました。「メイクやヘアアレンジ、アンチエイジング、ウォーキングなど、美に関するレクチャーを行い、美容健康によい食事を提供して頂けるレストランの協賛を得て食事も楽しむ。有名モデルさんを呼んで美の秘訣トークをしてもらっても。その代わりきちんと参加料を頂き、出来る限り寄付に回す。東北の食材や物品も積極的に購入したいから、お土産に含んでみたらどうかな。大阪で開催するなら、大阪にある東北アンテナショップさんに協力頂けないか交渉してみよう!」などなど、考え付くパターンを複数出してみました。それが、7/2開催の「大阪・堀江ビューティーマラソンfor charity」 のきっかけでした。


●被災地復興支援イベント:大阪・堀江ビューティーマラソンfor charity
http://beautymarathon.jp/osaka_index.html


こう書くとまるで全て自分一人で開催したかのように見えてしまいますが、実際は、業界は違えど美容に関わる方たちから「一緒に何かやりましょう!」との話を頂いていたところであり、それがきっかけで本格的にイベントに行動を移す事になったのです。

一社で一時的に大金をポン!と寄付する事は叶わなくても、SNSなどを使って情報発信しながら出来るだけ多くの人や企業さんを巻き込み、手作りで活動を続けていく事は出来る。絆の大切さを知った3.11以降の社会は、本格的なソーシャルネットワーク時代の幕開けでもあるのです。たくさんの方にfacebookやtwitterで、私たちの活動についてシェアを頂けた事に私は本当に感激しました。

こうして、たくさんの方・企業さまのご協力を得て、大阪・堀江ビューティーマラソンfor charity は大盛況のうちに終了。収益全額を被災地の妊産婦・新生児支援を行う国際NGOジョイセフさんに寄付させて頂きました。

このイベントは数々のメディア・マスコミからも取材を頂き、Yahoo!ニュースにも掲載されたほど。その後も日本各地から「こちらでも出来ないですか?」との問い合わせも頂きました。本当に感謝の念に耐えません。もしこれをお読みの皆さんのところでイベントを開催する事がありましたら、参加者・協賛・出展・スタッフ仲間などで参加して頂ければ大変嬉しく思います。あの日から半年が経ち、まだ収束の見えない問題も山積の日本ですが、震災で感じた気持ちや問題への関心をこれからも失うことなく長期的な視野で弊社に出来る事、私個人に出来る事を行動に移していくつもりです。


●10/16(日)規模を大きくして東京での開催となりました。
 参加者さま、企業さま、募集中!
 被災地復興支援イベント: 東京ビューティーマラソンfor charity 
  http://beautymarathon.jp/

東京ビューティーマラソンfor charity 



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