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コラム「読み切り![イスタンブール]〜毎日留学ナビ編〜」第3回

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グローバルキャリア塾・連載コラム

読み切り![イスタンブール]
〜毎日留学ナビ編〜

> > 松井 和花さん

第3回:トルコ人の中へ(2)

松井和花

フリーライター、通訳者、コーディネーター

松井 和花

天理大学外国語学部英米学科卒業後、更に通信教育を経て小学校教員免許を取得、奈良県内の小学校で教鞭をとる。たまたま休暇で訪れたトルコに深く魅せられ、唐突に移住を決意。 ゼロからスタートしたトルコ語学習に始まったサバイバル生活も、今年で17年目突入。現在、イスタンブールにて『執筆で、トルコと日本を繋ぐ』をテーマに、フリーライターとして活動。トルコ人の夫と小学生の息子とのドタバタ3人暮らしの毎日。
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アナドル・カヴァウ

▲景観の良さで有名なアナドル・カヴァウより、ボスポラス海峡の終点を臨む。両岸の先に見えるのは、黒海。海の向こうはロシア。


『…あなたは本当に何も分かっていないのね』

トルコ語の先生に真顔でこう言われても、その意味さえ分からずキョトンとしていた、アホ丸出しの語学学校生活も、夏期コースが2ヶ月間、その後8月から翌年5月迄の本コースが9ヶ月間続き、どっぷりトルコ語学習に浸かった日々でした。

国立イスタンブール大学付属語学コースのメリットは、他の私立語学学校と比べて格段に学費が安いことですが、特に私が気に入っていたのが、大学のキャンパスにある学生食堂が利用出来ることでした。本科学生達と一緒に列に並び、プレートにランチを盛ってもらって、クラスメートとワイワイ食べた学食のそれは美味しかったこと!
28歳にして、再び学生気分を満喫していました。

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その頃、割高のペンション住まいではお金が持たず、かといってひとりでアパート住まいするほどの勇気がなかった私は、ある日電信柱の張り紙で見つけた『お部屋貨します』広告に飛びつきました。
トルコ人家族と一緒に住み、一部屋間借りするホームステイ。台所、お風呂・トイレは家族と共同。食事は別々でした。
大学で教鞭をとる年配の女性、その兄、そして兄妹の年老いた母親の3人家族の中で、私のトルコ住まいはスタートしました。

台所はお世辞にも清潔とは言えず、与えられた部屋も物置のようなところで、ドアの立て付けが悪いのかきちんと閉まらず、全く気持ちの落ち着かない日々でした。
今でも忘れられないのが、洗濯。大きいミキサーのような旧式の洗濯機で、脱水は手動ハンドルを回してローラーで絞るという、非常に手間のかかるものでした。
何かにつけシビアなホストファミリーと打ち解けることもなく、知り合いのトルコ人に別のアパートを紹介してもらい、2ヶ月足らずで私のホームステイ体験はあっけなく終わりました。

一人旅で初めて訪れた時の、あのホスピタリティーの塊のような熱血トルコ人家庭で、暖かく迎えられるものと勝手に期待していたのですが、いちげんさんの旅人と、金銭が絡む居住者とはまた扱いが違うのかも、トルコ人にも色々あるのだな、と少しずつ『旅行と生活の違い』という現実が見え始めた頃でした。

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気を取り直して引っ越した先は、空港にほど近い更にディープな街でした。外国人なんてきっとひとりもいないこの街に、その当時珍しかったジャポン(日本人)がやってきた!てなわけで、常に好奇の目にさらされながらも、待望のアパート一人暮らしに、心は踊りました。

そんな矢先、大事件が勃発。私、ピンチです!!!

=続く=

 

アンタルヤ
▲地中海に面した、トルコの一大リゾート地アンタルヤにて、ボートツアーに参加。透き通った海に、体まで溶け込んでしまいそう。


サバサンド
▲イスタンブール名物、サバサンド。サバの切り身を焼いて、トルコパンに挟んで頂きます。めちゃくちゃ旨い!!



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