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コラム「読み切り![イスタンブール]〜毎日留学ナビ編〜」第6回

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グローバルキャリア塾・連載コラム

読み切り![イスタンブール]
〜毎日留学ナビ編〜

> > 松井 和花さん

第6回:就職戦線異状あり

松井和花

フリーライター、通訳者、コーディネーター

松井 和花

天理大学外国語学部英米学科卒業後、更に通信教育を経て小学校教員免許を取得、奈良県内の小学校で教鞭をとる。たまたま休暇で訪れたトルコに深く魅せられ、唐突に移住を決意。 ゼロからスタートしたトルコ語学習に始まったサバイバル生活も、今年で17年目突入。現在、イスタンブールにて『執筆で、トルコと日本を繋ぐ』をテーマに、フリーライターとして活動。トルコ人の夫と小学生の息子とのドタバタ3人暮らしの毎日。
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お悔やみ
▲トルコの国民的歌手バルシュ・マンチョが亡くなった際、彼の死を悼む大勢のファンが自宅に駆けつけた。ボーイフレンド (今の夫:右側)はイスラム式に手のひらを上に向け、私は仏式に合掌した対照的なお悔やみポーズがマスコミに受けたらしく、翌日の新聞の第一面をデカデカと飾った。これは地方紙に掲載された写真。

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涙の別れから早数ヶ月、再び私は初めてホームステイした街、スルタンアフメットに戻ってきていました。
今度もアパートを自分で借り、ちょうど語学学校で知り合った日本人の学生達と3人でルームシェアを開始。
お互いの生活には踏み込まない関係でしたが、帰宅した時に誰かがいるというだけで心強く、外国でのひとり暮らしの寂しさも随分和らいだものでした。

トルコでの生活資金もそろそろ底をつき、語学学校を修了したのを機に、本格的に職探しを始めることにしました。
元々、トルコ人の中に揉まれてバリバリ働いてみたい、という夢があり色々とあたってみるのですが、当時のイスタンブールで、企業の駐在員でもない私のような日本人が働ける場所は限られていました。旅行代理店でアルバイトを経験したり、同志を募って日本語教室開設のお手伝いもしました。教科書も自分たちで作成、ビラを配って宣伝するものの、トルコ人の生徒は一向に集まらず途中で頓挫してしまいましたが…。
一度、某日系企業で日本人女性秘書の募集があり面接に出かけたのですが、スルタンアフメットから電車、船、バス、ドルムシュ(トルコの乗り合いバス)を乗り継いで、掛かること2時間半。遠すぎてとても通えないと辟易し、面接官に会うなり、
『あの…、やっぱりやめます!』
と断って帰って来たこともありました。

探せど探せど仕事はないし、お金もない。
このまま日本に帰るしかないのか、私?!

=続く=

ラマダン
▲イスラム教徒が99%を占めるトルコでは、当然断食も行われる。毎年ラマダンの時期になると、街の主要な広場などに特設テントが張られ、無料で食事が振舞われる。日長飲まず食わずだった人々が、日没と共にすぐ食事にありつけるための配慮からである。

イタリア旅行
▲イスタンブールは、ヨーロッパ各地へ気軽にアクセス出来る便利な場所でもある。私の家族も幾度もトルコを訪れてくれ、その足で一緒にヨーロッパ旅行をしたことも。濃密なトルコ生活に疲れたら、近隣諸国へ旅に出るのが一番。 父、姉とフィレンツェの街角にて 。



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