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コラム「外国人留学生のための就職応援コラム」第2回

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第2回:就職は「運と縁」だから、諦めたら負け

丹 勇貴

扶桑法務事務所
代表

丹 勇貴 (たん ゆたか)

扶桑法務事務所代表。政府系法人・商社・外資系企業・教育コンサルティング会社などでの勤務経験、レストラン経営など、波乱万丈の職務経歴を経て現在に至る。マイナビ2012にも登場中。著書「就職は自分の売りで勝負しろ」
扶桑法務事務所 : http://www.fhmjac.com/

前回のコラムで「就職などというものは、結局は“相性”とか“運”や“縁”に左右される部分が多い」と書いたが、それを裏付ける話をしよう。

これは就職情報関連の仕事に従事し、多くの企業を取材している人から聞いた話であるが、ある有名日本企業では、新卒採用にあたって、次のような評価基準があるという。

○某超名門大学の学生は採用しない。理由は、過去に採用した同大学の卒業生が、同社の社風に合わなかったから。
(筆者のつっこみ:そんなに少ないサンプル数で、数千人の卒業生全員を否定してしまうのか?!)

○面接に来た学生に「趣味は?」と訊いて「旅行」という答えが返ってきた場合、さらに「誰と一緒に旅行することが多いか?」と質問し、それに対する答えが「家族」だった場合、高評価を与える。理由は、家族と仲の良い学生は、家族思いで性格が良いはずだから。
(筆者のつっこみ:コミュニケーション能力が足りなくて、友達がいないから家族としか旅行できないのかも知れないじゃん?!)

○資格は持っていないより、持っていたほうが良いが、それほど重要ではない。理由は、実務的知識やスキルは入社してから身につければよいから。
(筆者のつっこみ:資格を取得するって結構たいへんなんだけどな・・・。ところで採用担当者の貴方様はどんな資格を持っているの?!)

どうだろうか。上記の評価基準はあまりにも理論的根拠に欠如しており、思わず笑ってしまう人もいるのではないか。この会社の新卒採用に関して言えば、「その会社が求めている人材像に、たまたま自分がどれくらい合っているか」「たまたま面接官とウマが合うかどうか」といった偶然性に左右される部分が大きい。そして、このような傾向は、何もこの会社だけが特別なわけではない。「人が人を選ぶ」という作業は、概してこんなものである。現在就職活動中、あるいはこれから就職活動を始める皆さんは、このことを肝に銘じておくべきだ。

私自身も経験のあることだが、ペーパーテストで不合格になった場合は、自分の得点が他の受験者よりも低かったから落ちたので、自分が勉強不足であったと納得できるものだが、面接や書類選考といった、合否の基準があいまいなものに関しては、不合格になったとき、人格を否定されたような気分になり、気分的にひどく落ち込むものである。

ただ、裏を返せば、「得点が80点に達しないと合格しないペーパーテスト」は80点が取れるまで勉強し続けなくては、永遠に受からないが、人間が感性で他人を評価する面接試験は、ちょっとした工夫や心がけ次第で、これまで否定されていた自分が受け入れられるようになることもあり得るのだ。

昨今の新卒就職状況は非常に厳しい。多くの人は、何社からも不採用の通知をもらうことになるだろう。しかし、どんなに負け続けても、諦めたら終わりなのが就職活動という「ゲーム」である。

皆さんには、自分をどのようにアピールしたら、他人から魅力的に見えるのか、よく考えつつ、このゲームを最後まで戦い抜いていただきたい!



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