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ホームステイ「当たり、外れ」の話(5)

キッチン

こんにちは、毎日エデュケーションにて留学コンサルタントをしております関根と申します。巷で話題のグローバリゼーションや仕事柄、訪問することの多い海外の情報、そして日々の留学業務を通して感じたことなどをコラム形式で皆さまにお届けしたいと思っております。

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高校留学コラム第18回からのお話の続きです。

前回はみなさんにちょっとした宿題を出していましたね。
留学先で金曜日に起きた出来事についてみなさんだったらどのようなリアクションを
とるでしょうか?という問題でした。

わざわざコラムを跨いでまで引きずるほど難解な答えではありません。否、極めてシンプルな答えです。

「相手に自分の要望をしっかりと伝える」

それだけです。
「なーんだ・・・それだけ?」となるでしょう?
しかしながら、実際にはそのそれだけが伝えられない人が実に多いのです。

前回のストーリーを小分けにして、ひとつひとつ見ていきましょう。


@「Dinner is ready!」
ホストマザーの声が聞こえる。
夕食の準備が出来たらしい、本当はキッチンで手伝いをしたいけれど、何をしていいのか分からないから、今は声がかかるまでは部屋にいることにしている。

▼▽▽
Answer : 何かできますか?と聞いてみる。


A「さて、行こうか…」
夕飯時は少し気が重い。なぜならば皆の英語での談笑についていけないから。しかもみんな私が英語が得意でないことを理解していないんじゃないかっていうくらい、普通のスピードで会話をしていくから参ってしまう。

▼▽▽
Answer : 話についていけないので、もう少しゆっくりと話して欲しいと頼む。


Bそれにしても、夕飯は初日から全く変わらずに電話でオーダーしたピザばかり・・・しかも量がハンパなく多い。最初の頃はそれはそれで新鮮で良かったし、何とか全部食べ切れたけれど、そろそろ限界だ。冷蔵庫には食材はあまり入っていないし、これからもこの食事が続いたらどうしよう・・・。そういえば、冷蔵庫に入ってるこのオレンジジュース飲んでもいいのかな? 今日は暑いし、乾燥しているし喉がすごく乾いているんだよね。

▼▽▽
Answer : 食事に対する自分の要望をホストファミリーにしっかりと伝える。


Cそういえば、明日からは楽しみにしていた週末!週末はホームステイファミリーと観光地に出かけて一緒に楽しむ事をイメージしていたけれど、特にそんな予定について話もされてない。どっか行ったりするのかな?明日の朝まで予定を空けて待ってみよう。

▼▽▽
Answer : 週末の予定について自分の要望をしっかりと伝える。一緒に行動をしたい事を伝える。


@、Aについては比較的容易に相手に伝えることが出来るのではないでしょうか。
なぜならば、問いかけることによって相手側にコミュニケーションの主導権が移るので、あなたはそのリアクションを待てばよいからです。

B、Cを見てみましょう。
これは少し難易度があがります。なぜならば相手に対して自分が「どうしたいのか?」
そして「なぜそうしたいのか?」という質問が相手から投げかけられる可能性が高いからです。ここで「うーん・・・」と言葉に詰まってしまうことが多いという事例もとても多く見られます。

今回のポイントはここです。

「相手に意思を伝える」という行動は「YES,NO」だけでは足りません。「YES,NO」だけで答えられる質問というのは基本的に相手がそろえてくれた選択肢を選ぶ際には有効ですが、みずからの意思や要望を発信するときには役に立ちません。そして我々、日本人はこの部分の伝え方に苦手意識を持っている印象があります。

「自分の意見をしっかりと持つこと、自分の要望が何なのかを自ら知っていること。」
英語スキルよりも何よりも、大前提としてこの思考回路を持つことがとても重要となってくるのです。

南米やヨーロッパの生徒たちとの決定的な違いは英語力ではなく、この部分にあると私は考えています。自らの意見を自らの言葉で相手に伝えることが出来れば、おのずと「YES, NO」以外のボキャブラリーを駆使する必要が出てくるので英語力についても後からどんどんとついていきます。 逆に日本語においても「はい、いいえ」だけのコミュニケーションに慣れてしまっていては、英語になって突然話が出来るようになるはずもありませんから、シンプルな会話に終始してしまい、英語力の上達もスローになります。

留学を控えた生徒の皆さんには英語のスキルだけではなく、「自分の意見をしっかりと持つこと、自分の要望が何なのかを自ら知っていること。」が出来る思考回路を持つ訓練をしてもらいたいと思っています。

無理は禁物ですが、今まで話してきた事にトライせずに安易に知人のホームステイ先と自分のホームステイ先を比べたり、ホームステイ先を変更したりという選択肢を選ばないでほしいと思います。じっくりと構えてホームステイ先の良さを自ら引き出してみてください。



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