私の留学体験 in アイルランド (4)自然&旅編 モハーの断崖
名前 | 新藤みどりさん | ![]() |
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プログラム | 語学留学 | |
都市 | ダブリン/アイルランド | |
学校 | ダブリンの語学学校 | |
期間 | 4ヶ月/2007年 |
一泊旅行 (つづき)
★モハーの断崖
アイルランドといえばCliffs of Moherですよね。行きたいと思いつつ、とうとう帰国日がせまり、最後の旅になってしまいました。授業が終わってヒューストン駅からゴールウエイまでの往復切符を買って電車に乗りました。スライゴに行く感覚で駅に行ったら、少し様子が違っていました。やはりなんといってもアイルランド第二の都市ゴールウエイ行きです。40分前から列ができ、ぼやっとしている間に乗客で一杯になり、4人がけにやっと座れました。やはり3時間近くごとごとゆられてゴールウエイについたのは夜8時近い時間でした。
ゴールウエイではインターネットでB&Bを予約していきました。シングル一晩60ユーロでした。そのうち1割の6ユーロがインターネットの予約会社に支払われるそうです。部屋もシャワー室もきれいでテレビもありゆっくりできました。小さな共同のキッチンがついていてレンジを使って夕食くらいは作れるようでした。
モハーへの行き方は学校の先生からの情報で駅からツアーバスが出ているので、次の朝チケットを買い、乗り込みました。やはり車のほうが多いらしく乗客は土曜日にもかかわらず6割くらいしかいなかったようでした。バスツアーの料金は学生料金で18ユーロ。朝10時ゴールウエイ出発バレン高原からモハーを回ってゴールウエイに6時ころ帰ってきます。
問題は帰りの電車との連絡でした。6時5分のダブリン行きの最終に間に合うかどうかバスのドライバーに聞いても、渋滞しだいだといってあまり気にかけてくれないのです。バス会社と電車の連絡はまったく配慮されてないようでしたので、このころもうすでにわたしはアイルランド人の気質というかあんまり細かく考えないという国民性を十分に思い知っていたので、まあ間に合わないだろうな、もし間に合わなければ電車の片道ふいにしても、最終のバスに乗って帰るかとのんびり構えていました。
モハーの断崖は見事に深い霧に覆われ、遠く眼下に打ち寄せる波がわずかに見えるだけでした。ゴールウエイは特に天気も悪くはなかったのに、モハーに近づくに連れて深い霧の中に入っていき、視界はほとんどバスの周りだけという状況でした。1時間あまりの見学時間では当然霧は晴れず、もう本当にがっかりして最後にバスに乗り込みました。これが自然というものなんですね。
バスのドライバーに少し愚痴ったら、彼は「ここ3日ばかりこんな天気でどうしようもない。君はまたここに来なくちゃならないな。」といわれ、なんかそんなおおらかなドライバーとの会話に気持ちが明るくなり、「そうだ他にも行ってないところもあるし、またいつかきっと来よう」と思ったのです。
ゴールウエイについたのは渋滞もないのに、6時20分。完全に電車には間に合わず、あわてた人も多かったようでした。ダブリンまでの長距離バスは学生料金で13ユーロでした。
【次回の行きたいところ】
*アラン諸島にもう一度行って一点物のアランセーターを買いたい。
*スライゴからゴールウエイ・モハーを車で行きたい。B&Bは予約せず旅の途中で宿を訪ねて取る。
*世界遺産のケリー周辺
*ゴールウエイからコネマラ周辺
*ベルファスト
*ウオーターフォードからコーク
*やはり私はダブリンが好き。住むならダブリン
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