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韓国留学

テンプスタッフ・コリア(株)代表取締役社長
栗城健様インタビュー  Part.2

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海外就職と言う魅力的な響き、ステップアップのための場所。
しかし、その一方で待ち構えている現実は厳しいという事実があります。


労働環境の厳しさはどこも同じ

栗城健様

---日本人にとって韓国の職場環境はどうなのでしょうか?

はい、韓国に来たからと言って厳しい労働環境から解放されるという幻想も捨てたほうが良いと思います。特に大企業の拘束時間は日本同様長い。よく仕事が終わり街中の食堂に入るのですが、同じ年位の方々が夕食を取っているんですね、でも何か違う。そう、彼らはまだスーツをきて首からネームタグを下げているんです。こんな時間までご苦労様です・・なんて思う事もよくあります(笑)。


---中小企業もですか?

中小企業で働いている方々よりも大企業で働いている方でしょう。夜遅くにネームタグをつけながら食事取っている男性は韓国のエリート企業所属の可能性が高いという事ですね。ちなみに企業規模にかかわらず、韓国企業は月1〜2回会社の費用で「フェーシク(会食)」と言う名の飲み会を開催し、社員の親睦をはかります。上下関係の厳しい韓国企業も、この日はある程度無礼講になります。日本では会社の飲み会は嫌遠される事も多いと思いますが、韓国はほとんどの社員が楽しみにしているようです。



--仕事の進め方についてはどうでしょう?

これは180度日本と正反対です。とにかくスピード!スピード!スピード! とにかく始めて後から修正を加えながら前に進んでいく。工場をつくる時に設計よりも施工が先にはじまるという事なども、はじめは冗談かと思っていましたが、本当の事だと聞いて驚きました。しっかりとした計画を立てて間違いなく、じっくり進めて行く日本とは大きく違います。こういう環境の違いを経験することはとてもいいことだと思います。


--なんだかおおざっぱすぎるような気がするのですが・・

たしかに我々はそう感じるかもしれません。しかしこのスピード感こそ韓国ビジネスの強みであり、特に新興国市場で受け入れられている大きな要因の1つだと思います。例えばある新興国でブルドーザー100台のオーダーがあるとします。日系企業はブルドーザーを100台捜して動くかどうか確認してから見積もりを作成しますので、返答まで数週間から数カ月もかかります。一方、韓国の企業は100台の契約を即決で結んでからブルドーザーを捜し始める。返答まで1カ月もの差が生まれてしまいます。日系企業が返答するころには、50台ぐらいのブルドーザーがすでに納入されて稼働している、こんな事が現実にあるそうです。市場によってニーズは大きく異なる事を我々は理解していかなければならないという一例ですが、我々日本人はもう少し韓国のスピード感と、良い意味での「適当さ」を学ぶべきではないかと、韓国にいると時々思います。

ソウル


東アジアの拠点、企業投資先としての韓国

---韓国は経済的にも更なる発展の余地があるのでしょうか?

かつてのアメリカや日本がそうであったように、製造業に関しては韓国も中国企業やその他新興国の激しい追い上げにさらされる事もあると思います。また、日本以上の速度で急速に少子高齢化が進み、労働力人口が減少して行く事、内需の規模が小さい事など、韓国経済の先がすべて明るいという訳では決してありませんが、日中韓の関係が日ましに重要になっている昨今、巨大な消費市場である中国市場とのかかわりにおいて、韓国は更なる発展の機会があるようにも思えます。(新政権も相当中国を意識した動きをしています。)地理的にも日中の中間に位置する韓国。製造、開発、物流において独特のポジションを活かし更なる飛躍のチャンスは多くあると思います。積極的な日系企業の投資誘致促進に安価な法人税や電気料金、欧米とのFTAの締結など、韓国には外国企業が投資する魅力がまだまだ残っていると思います。


---日本との関連は?

自動車、電機機器、スマートフォンに至るまで、韓国企業が近年世界を席巻している分野は多いですが、これらを構成する部品や素材は多くが日本製です。よく日本と韓国の関係は垂直分業と言われますが、当地に来ると本当に実感出来ます

最近は少し変化もみられるようですが、韓国の輸出が増えれば対日赤字が増える。ように、両国は切っても切れない関係と言っても過言ではありません。

栗城 健 代表取締役社長




私たちが近道を作るには?

---韓国就職のむずかしさ、国内の競争の激しさ、労働環境の厳しさ、しかしまだまだ発展を続ける韓国・・。私たちが韓国就職をするための近道ってなんでしょう?

もっとも大事な事は、自分自身の強みや専門性を身につける事です。“韓国内で捜してもなかなかいない人”でなければ、わざわざ言葉も不自由でビザの問題もある外国人を採用したい企業はほとんど無いと言えるでしょう。「日本語教師」「日本食の職人」「うどんやラーメンの専門家」「有名ホテルのマネージャー経験者」「化学素材の専門家」「○○部品の開発技術者」「石油プラントの建設経験者」や意外な所で言うと「イタリアンのシェフ」など、我々に寄せられる日本人求人のほとんどは、韓国人求職者がなかなか経験していない分野のお仕事になって来ます。韓国の社会の流れ、傾向などに常に関心を持ち、日本人の自分だからこそ出来る事は何なのかを考えながら、専門性を身につける事が重要です。

また、韓国就職の目的をはっきりさせる事も大事です。韓国が好きだからこちらで働きたいのか、文化が好きだからなのか、海外経験がしたいからなのか、それとも自身のキャリアアップの為なのか。前回も少し触れましたが、自分は韓国で永住出来るのか?を問いかけてみると、今後どういった形で韓国とかかわって行きたいのかが、自分でもはっきりしてくると思います。ほとんどの場合は、ベースはやはり日本にあって数年間滞在してみたいとか、頻繁に日韓を行き来するような仕事を想像しているケースが多いように思えます。

映画館



---韓国留学が近道になる事は?

これは非常に大切なこと、とても大きなアドバンテージになるでしょう。なぜか。まずは外国語が取得できますね、続いて異文化を知るという経験、これは仕事にも生きますし人生の糧ともなります。そして自らの行動力を示すことができる。日本に居て、ただ思い込みをしている人と比べられた時に実際に留学を決意して現地で学んだ人の方が遥かにいい評価が得られることは言うまでもありません。韓国留学を経て言葉は勿論さまざまな経験を積む、それを生かして例えば自分が行きたい企業にまずは日本で就職をする。そこでさらなる知識と経験を積み、企業派遣なりもしくは自分の力で韓国転職をつかむ、これが目指すべき道の1つであると私は思います。だから特別な才能が必要な事ではないと私は思います。


日韓の更なる発展と交流を

ソウル

---栗城社長、ここまで様々なお話をありがとうございました。栗城社長自身が韓国で生活されて日韓問題を感じたことはありますか?

これはネガティブな面に関して言えば全くと言っていいほどありません。例えば昨年の竹島(韓国名:ドクト)で一悶着ありましたね。その時に中国の支店から『だいじょうぶ?』とメールが入っていたんです。その時何のことかわからず?『なにがですか?』と返信しました。竹島問題で揺れ動いているから在韓の日本人としてなにか危害が加えられていないか確認したようですが、全く平時と変わりませんでした。確かに日韓の政治問題はセンシティブかもしれませんが、経済的な結びつきや人的交流は深まる一方だと思います


---確かに、日本人だからと言って何かされるって全くないですよね。むしろ互いに良きパートナーとして競争しあっているのが現実だと思います。そんな日韓について考えたり、仕事に打ち込まれる現実から解放されるひと時の休日について聞かせてください(笑)

私の希望で家族の人生を変えてしまっていますので、休日はやっぱり家族と過ごすことがせめてもの罪滅ぼしと考えています(笑)。来韓して初めて子供達と訪れたのは漢江(ハンガン)のほとり。大都会の中でゆっくりと川の流れを見ながらのんびりと過ごしました。また、日本海側の海にもよくいきます、エメラルドグリーンのきれいな海が広がっていて、非常に綺麗ですし、イカがおいしくてお勧めです。冬は非常に厳しい寒さで行動が制限されますが、ソウルの近くでもスキーが楽しめるのでよく行きますね。


---仕事も家族生活も充実されているようで本当に理想のビジネスマン像ですね・・最後に栗城社長の好きなお言葉を聞かせてください!

はい、私の好きな言葉は本田宗一郎氏の
“The value of life can be measured by how many times your soul has been deeply stirred.(人生の価値は何度魂が揺さぶられたかによってはかられる)”です。

 

栗城社長ご協力ありがとうございました。



栗城 健 代表取締役社長
(2013年1月23日撮影/写真中の社名は当時のもの)

【協力】K-ACADEMY(オンライン韓国語スクール)
【取材】箕浦敬子(毎日エデュケーション ソウルデスク)
【編集】石山飛嘉(毎日エデュケーション ソウルデスク)

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