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「台北と上海を比較して」

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台北と上海を比較して

名前 国語日報 台北と上海
プログラム 語学留学
都市 台湾/台北
※同済大学(上海)で長期留学中に、1ヶ月の短期留学として台湾へ留学
学校 国語日報
期間 1ヶ月/2005年

【繁体字に手間取って 】

ここでの大きな違いはまず使われている漢字が簡体字か繁体字かということです。上海で簡体字に慣れていた私は、最初繁体字を簡体字に置き換える作業に手間取りました。
次に、上海ではピンイン表記が使われていますが、台湾では注音という台湾独自の記号が使われています。ですので教科書や売られている辞書も注音がふられていて、きちんと勉強しないと全く読めません。私は結局注音をほとんど覚えず、注音をピンインに直して勉強していました。
それから、私が勉強している中国語は上海では「普通語」と呼ばれますが、台湾では「国語」と呼ばれています。また、会話をする時、台湾と上海で多少単語や表現の違いはありましたが、ほぼ問題はありません。こっちが日本人だと分かったら台湾語ではなく、きちんと国語で話してくれます。(これは上海も同じ)

【実践的でとても有意義な授業】

台湾での授業は、月曜から金曜、朝10時から12時までで、科目(教科書)は1週間を通して1つだけです。クラスによっては8時から始まるもの、また午後からのものもあります。
私のクラスは全員で7人で、私以外は「国語はネイティブに話せるけど漢字が読めない」華僑の人たちでした。そのため、授業の主な重点は漢字の練習でした。始めは小学生のようで戸惑いましたが、繁体字の練習をするのはとてもためになりました
1日の授業の流れは、新出漢字の練習、その漢字を使った単語の紹介、それを使っての即興短文作り、先日習った単語のテスト、本文の朗読です。時間がある時は先生が「笑話」を聞かせてくれました。(日本人の多いクラスでは文法を勉強していたようです)
上海の授業内容に比べたら画然にやさしいものでしたが、生徒の人数も少なく会話も多いため、実践的でとても有意義だったと思います。また、クラスメートとの雑談もとてもプラスになりました。


【生活は日本と変わらない】

台湾へ留学することの最大の魅力は、日本とほぼ変わらない環境で勉強できる点だと思います。例えば食べ物でしたら、上海では大抵のものが油っぽく、パンやケーキもパサパサしていて美味しいといえるものではありません。けれど台湾のものは上海に比べたらそれほど油っぽさもなく、パンやケーキも日本と同じ、物によっては日本より美味しかったりします。
スーパーでは当たり前のように日本の食材が豊富に売られています。日本の雑誌もたくさんあり、街を歩けば日本の服をあちこちで見かけることが出来ます。人もとても親切で、お店の店員さんもにこやかにていねいに対応してくれます。本当に日本と変わりません。ただ、日本より安いとはいえ、上海に比べると食費や交通費はかかりました。


【台湾と上海、どちらが好きか?】

台湾と上海、2つの場所に住んでみて、私は「どちらの方が好き」ではなく「どちらも好き」になりました。双方、長所も短所もあります。どこに留学してもその国らしさを受け入れて楽しむことが大切だと思いました。

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