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コラム「こうして僕は世界を変えるために一歩を踏み出した」第1回

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こうして僕は世界を変えるために一歩を踏み出した

> > 鬼丸 昌也さん

第1回:すべての人に未来をつくる能力(ちから)がある

鬼丸 昌也さん

特定非営利活動法人テラ・ルネッサンス
理事長

鬼丸 昌也 (おにまる まさや)

1979年福岡県生まれ。立命館大学法学部卒。高校在学中にアリヤラトネ博士(スリランカの農村開発指導者)と出逢い、「すべての人に未来を造りだす力がある」と教えられる。2001年、初めてカンボジアを訪れ、地雷被害の悲惨さと、地雷を通じて見えてくる世界の諸問題の原因を知り、「すべての活動はまず『知る』ことから」と、多くの人々へ伝えるための講演活動を始め、現在では年間100本にのぼる。 同年、「全ての生命が安心して生活できる社会の実現」をめざすNGO「テラ・ルネッサンス」設立。カンボジアでの地雷除去支援・義肢装具士の育成、日本国内での平和理解教育、ウガンダ北部での子ども兵の実態調査、小型武器の不法取引規制に関するキャンペーンなどを実施。2002年社団法人日本青年会議所人間力大賞受賞。

■ テラ・ルネッサンス 公式ウェブサイト  http://www.terra-r.jp
■ 鬼丸昌也 公式ウェブサイト   http://www.onimaru-masaya.net
■ 公式ブログ「代表のひとりごと」  http://blog.livedoor.jp/tokotowa_99/

2001年、当時、大学4年生だった僕は、テラ・ルネッサンスというNGOを設立しました。カンボジアの地雷除去現場を訪れたり、地雷で手足を失った人たちの出会いを通じて、「いったい自分に何ができるのだろう」と考え、周りの友人、知人にカンボジアで体験したこと、感じたことを伝えることから始めたのが、テラ・ルネッサンスを設立するきっかけでした。

それから8年。今ではカンボジアの地雷除去支援だけではなく、地雷埋設地域の村落開発、ラオスでのクラスター爆弾不発弾処理支援、ウガンダやコンゴ(民主共和国)での元子ども兵の社会復帰支援など、4カ国で様々な支援活動を行えるようになりました。また、日本国内では、地雷や子ども兵をテーマにした講演を、年140回ほど実施しています。

まだまだ小さなNGOですが、多くの方のご支援で、このような活動が展開できるようになってきました。このコラムを依頼されて、8年間の軌跡を振り返ってみると、18歳の時に初めての海外旅行先、スリランカでの体験が、テラ・ルネッサンスを設立し、様々な支援活動を展開してきた「出発点」になっていると気づいたのです。

高校3年生の夏。スタディツアーに参加した僕は、スリランカを訪れました。スリランカは、インド洋に浮かぶ島国。紅茶でとても有名な国です。それぐらいの情報しか知らなかった僕は、初めての海外旅行に浮かれていました。

けれども、そこで目の当たりにした現実に、ショックを覚えます。最近まで、スリランカは北部で内戦状態にありました。北部に住むタミル人が分離独立を求めて、スリランカ政府と戦闘を続けていました。その余波で、北部以外の地域でも、テロ行為が行われるようになっていました。僕らが参拝した仏歯寺でも、参拝した翌日には爆破テロで多くの方が亡くなるという事件が起こったぐらいです。
戦争という言葉が、身体全体で受け止めることができました。つまり「リアリティ」を持ったのです。

このスリランカ滞在で、僕はその後の運命を決める出会いをします。
スリランカ最大のNGO「サルボダヤ運動」創設者、A.T.アリヤラトネ博士との出会いでした。彼は、もともとエリート層の師弟が通う高校の教師だったのですが、虐げられていた貧しい人々のもとへ生徒ともに支援を始めたのが、サルボダヤ運動の始まりだと言われています。

アリヤラトネ博士と鬼丸さんただ支援をするだけではなく、住民自らの「可能性」を引き出すために、彼らは住民を集め、自らの村の課題を討議させます。その上で、課題に対して自分たちに何ができるのか決めさせるのです。主体性を持って、自らのコミュニティを成長させていく。その理念、手法が共感を呼び、多くの村、コミュニティで実践されるようになりました。サルボダヤとは、「すべての人の目覚め」を意味します。団体の名称が、まさに理念そのものをあらわしているのです。


スタディツアーの最終日、アリヤラトネ博士を迎えて、フェアウェルパーティーのときに思い切って、いろいろ質問を投げかけました。もちろん、英語は話せませんので、通訳の方が丁寧に訳してくださいます。その会話の中で、アリヤラトネ博士が、次のような言葉を投げかけてくださったのです。

  これからの社会は君たちのような若い人たちがつくりあげていくんだ。
  もし、君が何かを始めようとするときに、
  特別な知識や、特別な財産などはいらないんだよ。
  ただ、次の言葉を覚えていてほしいんだ。
  すべての人に未来をつくる能力があるんだよ。
  だから、どんな人にでも可能性に満ちているんだ。

その言葉が僕の運命を決めることになります。

誰にでも未来をつくる能力がある。
つまり、僕にもあるということなんです。
僕も世界を変えることができる。
その気づきは、何に変えても大きなものでした。



鬼丸さんが毎日エデュケーションでイベントを開催!! 6/29・7/6

毎日エデュケーションのフリースペース「グローバルひろば」で、鬼丸さんがイベントを開催しています。テラ・ルネッサンスの活動を紹介するイベント、「Oni Studiesシリーズ〜平和を願う気持ちを、平和を創るチカラに変える〜」です。
鬼丸さんが活動の現場で感じ、考えたことを直接聞ける貴重な機会として、毎回好評です。
この機会にぜひご参加ください!


〜平和を願う気持ちを、平和を創るチカラに変える〜
Oni Studiesシリーズ 第4回

 「ぼくの一歩、世界中の一歩〜 ぼくに勇気を与え続けてくれるもの〜」
主催: 特定非営利公益法人テラ・ルネッサンス
日時: 2009年6月29日(月) 19:30 - 21:30
場所: 毎日エデュケーション「グローバルひろば」 (東京・竹橋)
参加費: 1,500円(収益はテラ・ルネッサンスの活動費にさせて頂きます)
定員: 先着20名
このイベントの 詳細はこちら  (毎日エデュケーションの「社会的責任と行動」ブログ)


〜平和を願う気持ちを、平和を創るチカラに変える〜
   Oni Studiesシリーズ 第5回

 「こうして僕は世界を変えるために一歩を踏み出した」
主催: 特定非営利公益法人テラ・ルネッサンス
日時: 2009年7月6日(月) 19:30 - 21:30
場所: 毎日エデュケーション「グローバルひろば」 (東京・竹橋)
参加費: 1,500円(収益はテラ・ルネッサンスの活動費にさせて頂きます)
定員: 先着20名
このイベントの 詳細はこちら  (毎日エデュケーションの「社会的責任と行動」ブログ)



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