国際派アスリートたち (第1回)
第1回:アメリカから日本、そしてイタリアへ
スポーツコラムニスト/マーケティングジャーナリスト
竹内 博信
大学卒業後、外資系メーカー、市場調査会社などに勤務。主にマーケティング業務に従事する。その傍らでオブザーバーとして数々のスポーツを取材、アスリートとの親交を深める。彼らの半生を描いたノンフィクション小説を上梓予定。趣味は旅行、観劇、映画鑑賞他多数。
(2010年4月1日掲載)
初めまして。竹内博信と申します。
普段は各企業のマーケティング活動のサポートをしているのですが、一方で様々なスポーツを取材しています。
中でも多いのが自動車のレースです。
「エコロジーの声が叫ばれている現在の風潮に逆行している、あのスポーツ?」と思われるかもしれませんが、日本を支えている自動車業界が今、国際的にピンチになっていることもありまして、あえてお話しさせて頂きます。月に一回、五分間くらいお付き合い頂ければ幸いです。そこで知り合った素敵な仲間たちを紹介させて頂きます。
自動車のレース、と言ってもいろいろな種類があります。走る場所はサーキットだけでなく、市街地の道路を使う場合もあります。また、市販車を使う場合もあれば”いかにもレーシングマシン”という形でコックピットに座る場合もあります。そして観客がほとんどいない参加者だけで楽しむ草レースから世界中の人々がTVなどを通じて楽しむF1などがあります。
その中で、「F1モナコグランプリ」、「ルマン24時間」、「INDY 500」は世界三大レースと呼ばれているのですが、米国で行われているのが「INDY 500」。このレースに日本人出場最多記録を誇るドライバー、ロジャー安川選手を紹介させて頂きます。
“ロジャー安川”、なんだか二世のようなハーフのような名前に聞こえますが彼は純粋な日本人です。1977年に米国ロサンゼルスで生まれました。お父様である安川実さんが1975年に移住を考えて渡米したんです。米国の為替レートが1ドル300円の時代でした。
ロジャーさんは米国で育ち、そして小学校入学の際、「日本語をネイティブで話せるようにしたい」というお父様のご意向で日本に生活、そして中学生になると再び渡米、レーシングカートを始めキャリアをスタートさせます。中学校の入学試験では校長先生との英語インタビューがあったとのことでした。
そして米国でカートのチャンピオンになったロジャーさんは高校進学と同時にイタリアに渡り、ヨーロッパの強豪レーサーと対峙します。イタリア語はホームステイ先の家族との会話を通じて独自で習得したとのことでした。現在は米国ロサンゼルスに在住、海外企業との交渉も英語・イタリア語を駆使して自身でマネジメントしているロジャーさんをこのコラムで何回かに分けて紹介してまいります。
次回を楽しみにしていて下さいね!
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