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コラム「写真に込める一瞬のエネルギー」第1回

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写真に込める一瞬のエネルギー

> > 安田 菜津紀さん

第1回:フォトジャーナリストってどんな仕事?

安田 菜津紀さん

studioAFTERMODE 所属
フォトジャーナリスト

安田 菜津紀

1987年生まれ。2003年8月、「国境なき子どもたち」の友情のレポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材。2006年、写真と出会ったことを機に、カンボジアを中心に、東南アジアの貧困問題や、中東の難民問題などの取材を始める。2008年7月、青年版国民栄誉賞「人間力大賞」会頭特別賞を受賞。2009年日本ドキュメンタリー写真ユースコンテスト大賞受賞。主な写真展に2010年「緑の村」HIVと共に生きる(コニカミノルタプラザ)など。上智大学卒。

◆オフィシャルサイト   http://www.yasudanatsuki.com/
◆ブログ   http://ameblo.jp/nyasuda0330/
◆Twitter http://twitter.com/NatsukiYasuda

こんにちは、フォトジャーナリストの安田菜津紀です。今回から6回にわたり、私の仕事について、そしてこの仕事をすることになったきっかけについて、皆さんにお伝えしていきたいと思っています。

コラムの前にまず、皆さんにお聞きしたいことがあります。
「写真の力で世界を変えることはできるでしょうか?」

私たちの身の回りにはたくさんの写真が溢れています。電車の中、ビルの壁、雑誌、新聞。そしてときには報道の最先端のたった1枚の写真が、社会運動を巻き起こすこともありました。けれども最近ではテレビがあり、インターネットが普及し、写真の力は動画にはかなわない、と言う人もいます。皆さんはどう思いますか?
そんなことを頭の片隅に、コラムを読んでいただければ嬉しいです。

前置きはこれくらいにして、まずは今、私がどんな仕事をしているのか、ということを簡単にご説明したいと思います。もしかするとフォトジャーナリストというのは、多くの人にとってはあまりなじみのない仕事かもしれません。一言でいうと写真を通して、今世界で何が起こっているのかを伝えていく仕事です。よく大手新聞社や通信社のカメラマンとはどんな点が違いますか、という質問を受けます。ざっくりと分けると新聞社や通信社の場合、会社から「菅総理大臣の会見」「浅田真央の決勝戦」のような撮影伝票をもらって現場に足を運びます。つまり基本的に会社が何の、どんなシーンを撮影するかを決めています。

私が所属しているのは、株式会社スタディオアフタモードという会社です。会社といっても、5人が力を合わせて作品やイベントを作り上げるチームのような形です。大きなメディアに所属をしていない私たちは、「カンボジアのHIV問題が深刻らしい」、「日本では若者ホームレスが増えてきているらしい」、そんな大事な問題に十分な光が当たらないのなら、自分が取材をしよう。こうして自分の意思で何を取材し、何を撮るのかを決め、発表していこう、という仕事です。

発表する媒体は様々です。私の場合は新聞や雑誌が中心ですが、それだけでは見る人たちが関心のある層に限られてしまいます。そこでテレビや広告など何気なく目を向けた人にも写真を見てもらえる場にも積極的に写真を発表したり、学校などで授業をさせてもらうこともあります。

よく「写真が好きなんですね」と聞かれるのですが、もちろん写真のことは大好きです。けれども写真が撮りたいからどこかに足を運ぶのではなく、どうしても伝えていきたいことがあり、その手段として写真を選んだ、と言う方が正しいかもしれません。





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