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コラム「在米カウンセラーのメッセージ「留学は修行!」第6回

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在米カウンセラーのメッセージ「留学は修行!」

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第6回:留学先の恋愛でよく見られる症候群:その2

神戸出身、県立神戸高校、武庫川女子大学薬学部、ニューヨーク・ハンターカレッジ・ソーシャルワーク修士課程終了、米国ワシントン州認定臨床ソーシャルワーカー、サクセス・アブロード・カウンセリング代表

外国人との恋愛で日本人がよく言われるのは「君は何を考えているのかわからない」「あなたは私を本当に愛しているの?」などの言葉です。それに対しての日本人の返事は「それは文化の違いよ」「愛していなかったら付き合わないだろう」といったものです。一見、国際恋愛なら当たり前でしょうと思われるようなやりとりですが、これは次に説明する症候群の初期症状なのです。

「愛情の出し惜しみ」症候群

<症状経過>

愛情表現抜きで会話をするので、相手に
「君の口から出てくるのは批判か嫌味だけだ」と言われる

話すと口論になるので前ほど会話が進まなくなる

本当の話をするのは友達になり、相手ではなくなる

一緒にいても無意味に感じる


例えば、パーティに一緒に招待された場合、相手が着ていこうとしている服がいまいちだと思われる時、日本人で「えー、そんな格好で行くの?恥ずかしいからやめてよ」と言う人がいます。これは嫌味であり批判です。しかし、なぜそんなことを言うかを考えると、「自分の相手にはいい格好をしてもらいたい」から、さらに言えば、「この人は、もっと格好よく見えるのに」でしょう。ということは、嫌味や批判よりも「この前着てたブルーのシャツ、格好よかったじゃない、あれにすれば?だって、私の彼だから素敵だと思われたいもん」と言ったほうが、相手はずっと嬉しいし、すんなり事が進むと思いませんか?

日本人は、本当のところは愛情から言っているのに、言葉にすると嫌味、皮肉、批判に聞こえるようなことを言ってしまいがちです。日本人同士ならそういうやりとりでも関係が続くかも知れませんが、相手が外国人の場合は、純粋に批判と取られてしまい、それが続くと「これでは一緒にいる意味がない」と言われるかも知れないのです。

「あなたのことが好きだから」「君の喜ぶ顔が見たかったから」「一緒にやると楽しいから」といった本当の理由が言えるようになることが、国際恋愛を成功させるコツです。「日本人だから愛情表現はしない」とか「いちいち『愛してる』なんて言わなくてもわかるはず」なんて言っている人だって人間です。人間なら誰でも構ってもらいたい、優しくしてもらいたい、話を聞いてもらいたい、理解されたい、と思うものです。だったら、愛し合う人との間では素直になってそう言いましょう。幸せなカップルは愛情の出し惜しみはしません。

こういう話をすると、「本心を言うとこちらの弱みを握られるような気がする」とか「自分が本気で好きになってしまったら恋愛が楽しくない」と言う人がいます。これらのコメントは、裏を返すと、「相手が自分を好きで追いかけてくれているうちは、相手の愛情に確信を持てるけれど、一旦、自分が好きと言ってしまうと、相手の愛情がなくなるのではないか」ということになります。

相手を本気で好きにならないようにする努力と、本当のことを言わない努力で疲れ果て、面倒くさくなるので関係は長続きしません。恋愛はふたりの人間がお互いのいいところも悪いところもさらけ出して育んでいくものです。自分をごまかし、本当のことを言わず、相手の愛情をテストし続けるのは健康的とはいえません。愛情の出し惜しみは、自分の弱さの現われでもあるのです。もし、自分にこういう部分があるなと思う人は、自分を強くすること、自分を知ること、ここから始めましょう。そうすることでいい恋愛ができるようになるでしょう。



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