グローバルキャリア塾 連載コラム

ぽっかぽか大連だより (第9回)

第九回: 大連の副都心:何でも揃う西安路の魅力

ハオ中国語アカデミー

井口祐介 (いぐちゆうすけ)

愛知県出身。マスターピースグループの担当者として、HAO大連校の事務局業務を担当。「ぽっかぽか大連だより」は第7回から登場。毎月HAO大連校の受講生が感じた大連レポートを皆様にお伝えしていきます。

HAO中国語アカデミー

(2008年11月1日掲載)

大連駅からバスで15分西に、HAO大連校からは路面電車で10分程度北に向かったところに大連の副都心と呼ばれる「西安路」がある。今回は、昼も夜もひっきりなしに人と車が行きかうこの「西安路」について紹介しようと思う。

まずは日本人にも馴染みのある「麦凱楽(マイカル)」。地下一階に、醤油、味噌などの和食に欠かせない調味料や日本の冷凍食品、寿司や刺身まであり、1階~5階は中国人向けの化粧品、衣料、生活用品等。日本のデパートほどの完璧さはなく、雑然としているところもあるが、特に地下のスーパーは現地で生活する日本人にはなくてはならない存在だ。

その隣には「羅斯福(ルーズベルト)」と呼ばれるこちらも総合デパートがある。レストラン、映画館、カラオケ、その他衣料品、家電製品販売など立ち並び、休日にはデートやショッピングに繰り出す人で賑やかだ。中には「屈臣氏(Watson's)」という香港系のドラッグストアが入っており日本やその他外国からの輸入品を扱う。その他、日系商社と珈琲メーカー、及び中国企業と共同出資で展開中のカフェ「欧米奇珈琲(アミチコーヒー)」もあり、外国人、中国人問わず、珈琲の味を楽しんでいる。

この一大施設以外にも、西安路沿いには、ウォルマート、パークソン、カルフールがあり、なんと徒歩10分以内の同じ通り沿いに、大型ショッピングモールが4軒も立ち並んでいる。また、マクドナルド、ケンタッキーフライドチキン、吉野家、ピザハットなど日本でおなじみの外食チェーンも並び、「日本と同じ」生活は楽しめないが海外の生活に飽きは感じさせられていない。

こうして紹介すると、まるでこの「西安路」には全く”中国色”が感じられないかのようだが、実は、大連最大の市場と言われている「長興市場」がここにはあるのだ。市場というだけあり、中国調味料、肉、野菜、魚、魚介類が、200m以上も続く館内で販売されている。

一部ではあるが屋台販売もあり、「特価だよ!安いよ!●●円!」という声がところどころから聞こえる。「外国産」「国内産」、欲を言わなければ何でも揃うこの場所は海外で生活する日本人の最高の「サポーター」なのかもしれない。

夜の西安路と長興市場

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