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コラム「中学高校ボーディングスクール留学」第7回

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第7回:使える英語の学び方

斉藤克明

株式会社E-Concierge
代表取締役

斉藤 克明 (さいとう かつあき)

1981年より一貫して海外の初等・中等教育コンサルティングに携わる。1999年、中学・高校留学ガイドを出版。 2001年、日本人初のアメリカに本部を置くIECA(教育コンサルタント協会)のメンバーとなる。E-Concierge代表取締役、海外留学協議会副理事長。

日本の公立中学校に通う3年生の留学希望者がスカイプを使って、ニュージーランドの高校の留学担当者と面談をしました。英語圏の留学でこのインタビューは頻繁に用いられます。志願者の英語力をしっかり知ることは受け入れ校にとっては極めて大切なことです。また、英語力にかかわらず、インタビューに積極的に望めないようでは、留学した後、かなり苦労すると思います。そのような先読みのためにもインタビューは欠かせません。

特に、ボーディングスクールへの留学においては、インタビューの役割は極めて重要です。

さて、この生徒(A君とします)のインタビューを例にとって、使える英語について考えてみたいともいます。

相手からの質問に対して、A君はかなりの正確さで答えることが出来たのは、私にとって驚きでした。英語を学校で正式に習って2年と4か月あまり、本人いわく学校外では塾で英語を学ぶ程度だそうですが、英語を母国語とする人とコミュニケーションがA君の場合、成り立つのです。
わからない表現をA君は何度か私に日本語で質問しましたが、あえて私は日本語では答えずに、英語で表現を変えて本人に説明して、それを相手に伝えるように促しました。その意味では、3人のコミュニケーションでしたが、支障なく30分ほどのインタビューは終わりました。

「来年の4月に向けてA君はどのような準備をしたら良いですか」という質問に対して、ニュージーランドの担当者は、「読み書き、そして英語文法を徹底して学んでください。リスニングやスピーキングは留学して、すべて英語の環境に入れば自然に学習できます。しかし、読み書き、そして英語構造の知識は日本で準備すればしただけ、留学後にすぐに役に立ちます。」という返事です。

また、留学での学習評価はおもに読む力と書く力によって決まるので、留学初年度は英語力増強のためにとっておき、2年目からは留学生のための英語クラスESOLを取らなくても済むようなカリキュラム構成をした方が、結果的には留学の成果を大学進学に生かすことができるとその担当者は説明してくれました。1年余分に留学することになりますが、一生涯使える英語力をこの時期に徹底して学ぶためにも1年の英語習得期間は長い目で見れば決して無駄ではありません。

読む力、書く力は英語圏で暮らしたとしてもリスニングやスピーキングと同様には進歩するものではありません。それらを進歩させる原動力は、学習力ですが、留学という環境が留学生の学習力を刺激し、更に伸ばすことに役立つことは、それを経験した人に関しては自明のことがらとして認識されていると思います。



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