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コラム「Where there is a will, there is a way.〜意志あるところに道は開ける〜」第9回

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グローバルキャリア塾・連載コラム

Where there is a will, there is a way.
〜意志あるところに道は開ける〜

> > 文美月さん

第9回:38歳で英語嫌いを克服。そして変わった事。

ヘアアクセサリー製造販売・リトルムーンを経営。
同志社大学経済学部卒業、日本生命の総合職を経て韓国留学、結婚・出産。2001年専業主婦で自宅のPC一台から起業。出産後の再就職が難しく「一生クビにならずに働くには、自分で自分を雇うしかない!」と感じたのがきっかけ。2004年〜最良最強のパートナーである夫が加わり、夫が社長に。ともにヘアアクセの商品オリジナル化を進め、特許取得、海外工場を作りSPA化。その後卸も開始。
●日本最大級の品揃えヘアアクセECサイト「リトルムーン」の運営責任者。2011年末時点のヘアアクセサリー販売総数は、375万点以上。
●2011 楽天Shop of the year ジャンル賞、2006年ジャンル大賞を受賞、ほかEC系受賞多数。
●約11万「いいね!」を世界から獲得(2011年末時点)するFacebookページの管理人。
●2010年〜大阪府のプロジェクト、大阪通販道場で師範を務め、大阪活性化に携わる。
●2010年〜ラオス訪問、日本でユーズドヘアアクセを回収して途上国へ送るCSR活動を継続中。
●起業、女性のキャリア形成、EC、facebookのビジネス活用等に関する講演も行う。

英語アレルギーで極力英語に関わらなくて済む人生を歩んで来た私は、小生意気にもずっとこう思っていました。「英語が出来るからといって必ずしも仕事が出来るわけではない。一度に全ては出来ないから、まず私は自分の強みを知ってそこを磨く。英語が話せる人に、将来的に仲間に加わってもらえればそれでいい。」と。

今思えば本当に英語を勉強したくないだけの言い訳でもあったのですが、自分の得意分野を活かしてまず経験を積みたかったという意味では誤った考えではないと思います。しかし私は、ある程度ビジネスの経験を経て、またグローバル視点が必須となってきたここ数年で、その考え方も少し進化させねばと思うようになっていました。過去にフランスとの商談で英語が出来ずにいい関係をうまく築けなかった経験や、世界の貧しい国の女の子にヘアアクセを送りたいと考え始めていた時期だった事がそれを後押しし、英語の習得が具体的に自分の視野に入ってきたのです。

「低コストで迅速な決断をせねば生き残れない中小企業にとって、経営者自らが流暢とまではいかずとも最低限の英語は身につけておいた方がいい。ノンネイティブだった韓国語も出来るようになって私は人生が変わった。仕事もそれが大きなきっかけとなった。英語だってきっと自分に何か幅が出るはず。日英韓の三ヶ国語でのビジネスは、必ず新たな強みとなる。よし!今まで苦手だった英語と、正面から向かい合う時期が私にも来たと思って取り組んでみよう!」

それが今から約2年前、当時38歳のことでした。記憶力や定着力など年齢的にどうかなとも思いましたが、「やってみなければ分からない」人生を歩んできた私の事ですから、すぐに年齢は気にならなくなりました。英語のやり直しスイッチがパチンとオンになった途端、すぐに英語学校を探して入学。ゆっくり勉強していると毎日の忙しさに流される自分の性格を知っていたため、私は一年間を重点的な英語習得期間と決めました。将来のあるべき姿を描き、それを達成するために逆算で日々取るべき行動を決定しました。特別な勉強テクニックはなくとも、この「どうなりたいか」というしっかりとしたイメージあれば「いつ、何を、どうするか」という具体的な行動は自然に決まりやすくなります。

私は毎日4時半起床を徹底し、家族が起き出すまでの早朝2〜3時間を毎日ひたすら英語学習に充てました。勉強した一時間ごとに色エンピツで一マス塗りつぶし、勉強時間を視覚化しました。これは大学受験の時に自分で編み出した方法です。私は当時所有していたipod touchに英語のDVDを落とし、音に合わせてひたすらシャドーイング。料理を作りながら洗濯を回しながら、とにかくぶつぶつ英語のフレーズを繰り返し口にしていました。文法読解については学生の頃の知識が20年経っても頭の片隅に残っていて、日本の詰め込み教育のいい面を垣間見た気も。

なぜ自分が勉強しているのか気持ちが弱くなってしまいそうな日は大いに息抜きをしました。そして「どうなりたいか」という目標に戻って自分のイメージを確認し、強い気持ちを取り戻しました。強い気持ちさえ続けば、4時半起床も遊びの時間を減らす事も、苦ではなくなります。ここに述べた私の勉強法は特別正しいわけでもなく、人それぞれだと思います。それより強い気持ちを持ち続けられるかどうか。それがどんな優秀な本に書いてある勉強方法にも勝るでしょう。

2009年4月、勉強開始前に受けたTOEIC®TESTの点数は430点。読解はほぼ勘で回答、リスニングは全く聞き取れなかった状態でしたが、繰り返し勉強した結果、10ヶ月後は795点を獲得。一年で100点UPが難しいといわれるTOEIC®TESTの世界で365点のUPはなかなかの快挙です(ただ最初がかなりロースコアなので伸び幅も大きい)。さらに今ほどTwitterやFacebookに気を取られる事もない時代で、大変助かったと思います(笑)その後、英語の勉強時間を少し減らした私にとって顕著な英語力向上はなかなか難しくなりましたが、現在はより専門的なビジネス英語に勉強内容を変えつつ、維持・継続しています。

2年前に「英語を勉強しよう。」と決意し実践した事で、今までは街で外国からの旅行者から道を聞かれないように歩いていた私にその苦手意識がなくなり、メンタル面でも新たな世界が広がりました。それだけでなく、驚くことにビジネス面でラッキーにも2011年からのFacebookでの海外のやり取りに大きな影響を及ぼしました。おかげ様で弊社のFacebookページ(http://www.facebook.com/littlemoon.co.jp)は約7万人の「いいね!」を頂くページとなり、海外ビジネスのお誘いが続いています。英語を習得した事は、これからの自分の人生にもビジネスにもいい影響を与えてくれるでしょう。“年齢に関係なく何かにチャレンジしてみる。”これからも忘れたくない気持ちです。

※TOEIC® is a registered trademark of Educational Testing Service.



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