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コラム「所変われば品変わる」第12回

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第12回:血液型と性格判断

川内氏

Endeavour Japan エンデバー・ジャパン
主宰

川内 和子(かわうち かずこ)


東京都出身。早稲田大学卒業。大学3年次に米国国際線航空会社のフライト・アテンダントに最年少で採用され、米国でのトレーニング後、米国に居住し世界路線で世界をめぐる。大学卒業後は、米国最大手銀行、米国大手投資銀行等を経て2008年春に、世界の知識を広め・知識を共有することをめざすEndeavour Japan エンデバー・ジャパンを創設。

7月15日に開催されたエンデバー・ジャパンのセミナー後に行われた居酒屋での二次会で、会が始まって10分くらい経つと、日本人参加者で、証券会社に勤務する里美さんが、両隣に座ったアメリカ人のフィリップさんとスティーブさんに「血液型は何ですか?」と質問しました。二人は異口同音に「自分の血液型はわからない」と答え、「何でいつも日本人は、血液型の話ばかりするのですかね?」と言いながら、周りの日本人に血液型を聞くと、全員が間髪入れずに「A型です」とか「O型ですよ」と言うのに、驚き、感動しているようでした。「どうやって知ったのですか?」と聞くスティーブさんへ、参加者の一人の信夫さんが「中学の生物の時間で、耳から自分で採血して、検査紙につけて知りましたよ」と答えました。

日本では、ほとんど全員が自分の血液型を知っていることに驚いたフィリップさんは、こんなことを話してくれました。「私の国アメリカでは、血液型について、私の周りの人たちは、誰もあまり興味を持っていないし、自分の血液型を知ろうとも思っていないですよ。初対面で血液型を聞くなんて考えられませんね。変ですよ。ましてや血液型で性格判断をするなんて、非科学的で馬鹿げています。毎朝、新聞で見る星座占いの方が多分当たりますよ。血液型で性格判断ができると思っている日本人は、無邪気な人たちだろうと世界であきれられると思いますよ。そうだよね、スティーブ?」 話をふられたスティーブさんも、当たり前だよとばかり、大きくうなずいていました。

ほとんどの日本人は、A,B,AB、Oの血液型の人間が、それぞれどんな性格かというのを、いろいろな機会に聞いたり、占いの本を読んで知っていると思います。新聞記事で、或るクリエィテイブな仕事をてがける会社では、B型だけの人を採用すると報道されたことがあります。また、男女の相性判断に使うなど、血液型と性格の関係が社会的に認知され浸透している側にとっては、ちょっと厳しい、気になるコメントでした。皆さんの中にも、気が合わない上司との関係を、血液型のせいにしている人はいませんか?血液型と性格診断は、私たちの日常生活に入り込んでいますよね。

すると、フィリップさんの話を聞いた里見さんが、不満顔で反論ありと、こんなことを言いました。「よくアメリカの人口の80%くらいがO型だから、アメリカでは血液型で性格診断は出来ないという人がいますが、各国からの白人移民だけの統計では、実際にはO型が約45%で、A型が約40%いて、日本人のO型約30%とA型約40%とそれほど差がないみたいですよ。中国では約50%がO型で、Aは約20%と言われています。だいたい世界の人口の中に占める血液型の一定の割合があり、国によって特別に違うことは無いようですよ。絶対に血液型で基本的性格はわかるですよ!」と一歩もひきません。

続けて「昔、日本の軍隊では、血液型で兵士の所属部隊を考えたと祖父から聞いていますから、日本では、昔から血液型には国家的に興味があったようです」そして、次にフィリップさんに向かって「それでは、少しお話をしたあと、あなたの血液型と基本性格を教えてあげましょう」と医者でもないのに、とんでもないことを言い始めました。これには皆唖然としてしまいました。周りの日本人参加者たちも、また血液型の話かと引いてしまい、それぞれ隣の人達と喋り始めました。

ところが、数分すると、フィリップさんが「Oh,No!」と大声で叫んで、真っ赤な顔をしているので、皆びっくりして、里美さんが何かフィリップさんの気を悪くするような事を言ったのかと、里見さんとフィリップさんの顔をかわるがわる見ていました。ところが、フィリップさんが言うには、里見さんは特殊な才能を持っている特別な人だそうです。どうしてかというと、里見さんが、数分間自分と話をしてわかったと言って教えてくれた性格から、彼の血液型(AB型)を言いあて、そして、彼が秘密にしている2年前のあることも言いあてたそうです[何だったのでしょうか。あぁ知りたいですね]

実は、フィリップさんは、アメリカで学生の頃交通事故をおこして、輸血をしたことがあるので、なんと自分の血液型を知っていたそうです。一般的に割合が最も少ない血液型なので、絶対言い当てられないと思っていたとのこと。しかし、里見さんが、ずばっと数分で言い当て、自分の基本性格を言われ、過去に起こったであろうこと等があまりにも実際に起こったことと合っているので、驚きのあまり大声を出してしまったそうです。今後、人間関係で、どのようなことに気をつけて生きていくべきかについても教えてもらったそうです。

フィリップさんはスティーブさんに「所変われば品変わるという諺があるけれど、これって本当だね。血液型と性格判断が馬鹿げているなど、自分たちの考えに固執しないで、いつでも心を開いて違った考えを聞いてみることは大切だね」と言うのが聞こえ、早速スティーブさんも、里見さんと話を始め、性格診断を依頼したのが印象的でした。

里見さんが、アメリカ人のフィリップさんとスティーブさんに血液型を聞いたことをきっかけに、日本人とアメリカ人の血液型に対する認知度と性格との関連付けへの考え方が大いに違うことがわかり、とてもためになりました。皆さんも、エンデバー・ジャパンの英語セミナーに出席され、異文化交流をしませんか。お仕事や留学時にも大いに役立つことと思います。



エンデバージャパンのセミナー日程

現在、講師と日程調整中ですので、確定次第、次回英語セミナーの詳細をお知らせいたします。何卒よろしくお願いいたします。



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