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コラム「所変われば品変わる」第14回

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第14回:風邪の季節

川内氏

Endeavour Japan エンデバー・ジャパン
主宰

川内 和子(かわうち かずこ)


東京都出身。早稲田大学卒業。大学3年次に米国国際線航空会社のフライト・アテンダントに最年少で採用され、米国でのトレーニング後、米国に居住し世界路線で世界をめぐる。大学卒業後は、米国最大手銀行、米国大手投資銀行等を経て2008年春に、世界の知識を広め・知識を共有することをめざすEndeavour Japan エンデバー・ジャパンを創設。

エンデバー・ジャパンの英語セミナー後に行われる交流会で、日本人参加者が、欧米出身の講師に聞く質問に「日本人って自分たちとはちょっと感覚が違うなぁと思うところは、何ですか?」というものがあります。

現在インターネットの普及で、一瞬にして世界中に情報が流れ情報を共有することが可能となり、生活様式の違いもお互い理解し合っている時代ですので、この質問に対する講師の皆さんの答えには、私はいつも関心をもって聞いています。あるアメリカ人講師は、間髪入れずに次のようなことを言いました。

「私は日本に住んで約3年になりますが、日本人の感覚がわからない、これだけは勘弁してほしいと思うことは、冬場の電車や映画館の中で、風邪をひいた人が鼻水をすする音です。1時間くらいの間、隣でその音を絶え間なく聞かせられると、何で鼻をかまないのかなといつもイライラしてきます。ところが周りの日本人たちは、それには全く無関心のようで、とても不思議です。うどんやそばを食べる時の『ズルズル』した音に慣れているからですか?」

これには、質問をした参加者も答えようがありません。というのは、あまりその音をこれまで気にしていなかったからです。外国人から指摘されて気づく日本人に多いしぐさや動作がありますよね。続けて講師いわく「鼻水にはバイ菌がたくさんいるので、すぐかんで捨てたほうが健康に良いんですよ。なんで、何時間もズルズルするんでしょうね。周りの人が教えてあげればいいのにね」と言いました。そういえば、確かに私の知り合いのアメリカ人たちも、よくこの日本人の鼻水の音を話題にしています。

すると質問した参加者が「私には、映画などで見るアメリカ人が、それも若い女性が、ハンカチで大きな音をたてて鼻をかむのが信じられないです!」と言い始めました。アメリカ人講師の答えは「アメリカでは、街頭でティッシュを配ってくれることは無いので、結局ハンカチを使いますが、これも乾けばそのまま使えますし案外便利ですよ。長時間の鼻水ズルズルより、一瞬の大きな音の方がいいでしょう?」でした。さきほどは、鼻水にはバイ菌がたくさんいると言っていたのに・・・と聞いていた人たち全員が大きな声で笑い始めました。

自分たちが何気なくしている行為が、それに慣れていない人たちにはイライラさせる原因になることを学んだエンデバー・ジャパンのセミナー後の国際的な交流会でした。ぜひ、皆さんもエンデバー・ジャパンのセミナーで、大いに国際交流をして、視野を広げていただきたいと思います。


次回の英語セミナーのお知らせ

次回12月 5日(土)開催のエンデバー・ジャパンの英語セミナーでは、講師にチー・リーさんをお招きし、アジアの人達の主食の一つで私たちに大変なじみ深い「麺」を例にとり、「文化」がどのように発祥し、伝播し、影響し合いながら変遷するかについて、また中国や韓国などアジア各国の文化の類似点と相違点の発見について深い洞察力にもとづいたお話をしてくださいます。どうぞ、ご参加になり、他では聞けない興味深く新鮮な話題をお楽しみください。

チー・リーさんは、2001年に高校生でマレーシア政府奨学生として来日。東京大学工学部卒。どうぞ次回英語セミナーをお楽しみに!


“Exploring Culture in Asia from the Slurp! " 
アジアの文化を探る:箸で食べる一杯の麺から

講師: Ms. Chyi Lee チー・リーさん
日時: 2009年12月5日(土) 午後2時 ? 4時(1時30分開場)
場所: 港勤労福祉会館(東京・田町)

リンク このセミナーの詳細はこちら



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