スポーツ留学の魅力 (第3回)
第3回:ベースボールIQと日本人らしさ
アスリートブランドジャパン株式会社
代表取締役
根本 真吾
埼玉県春日部市生まれ。スポーツ留学専門会社アスリートブランドジャパン株式会社代表取締役。徳山大学スポーツマネジメントコース特任教授。前職ミズノ(株)日本本社、米国本社にて、米国野球用具担当。坪田名人とともに、アマチュアからメジャーまで、全米中の野球場を周る。現在は、スポーツ留学、スポーツビジネスの専門家としてスラムダンク奨学金の留学業務担当や野球留学支援にて、プロ野球選手やメジャーリーグ職員を誕生させるなど、若者に好きなスポーツを続ける機会を提供し、好きなことを強みとするキャリアデザインを支援・推進
著書に「アメリカでプロになる」(彩流社)「トップアスリートの勝つコトバ」(秀和システム)「迷ったときこそ、続けなさい」(坪田信義氏との共著)など。
(2010年9月15日掲載)
「ジョーからの贈りもの」(ジョー・トーレ、広岡勲著 IBCパブリッシング)と言う本の中でヤンキースの指揮官 トーレ監督は松井選手のことをこう評しています。(松井選手は)「ベースポールを良く知っている」「基本に忠実」 「軽率なミスをめったにしない」「状況に応じた打撃ができる」など、まさにべた褒め。
でも、よく考えてみると、日本のみなさんがいつも実はこれらは、練習で監督にしょっちゅう言われ、やっていることではないでしょうか。
アメリカではベースボールIQ という言葉があります。IQは本来、知能指数のこと、IQが高ければ高いほど頭がいいことを示すが、トーレ監督が松井を評したような「ベースボールをよく知っている」選手のことを 「ベースボ-ルIQが高い」と褒め言葉で使う。日本風にいうと「野球というゲームをきちんと理解し、実際のゲームでの状況の判断がきちんとできる」ということです。
そして、アメリカ人のコーチやスカウトは日本人のベースボールIQについて、総じて、「ベースボールIQが高い」と評価しています。
日本では当たり前とされ、自然とみんなが、身につけていることは、実は、世界の中で、アメリカの中でレベルの高いことなのです。監督にガミガミ言われ、鍛えられているおかげなのです。
これは野球だけのことではありません。日本人のまじめさ、勤勉さ、きちんとしたところは、実はもっとアピールしていい、高いレベルのものなのです。日本のスーパーもレジのテキパキさは、アメリカのスーパー行けば、そのすごさ、ありがたみを痛感します。大雑把な人でも、こまめな部類に入ってしまうほどです。
マネージャー、トレーナー志望者は特に、その細やかさ、しっかりさはもっともっとアピ-ルしていいと思います。
日本で皆さんが当たり前にやってきたことは、結構レベルの高いこと、アピールできることが多いのです。自信を持って世界に出ましょう!
<細やかさがアピールできるトレーナープログラム>
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