ソウル女子大学校 ＜学校訪問レポート＞

昼夜問わず活気で満ち溢れるソウルの中心から地下鉄で約45分、静かで広々とした花朗台(ハランデ)駅を出て約10分ほど歩きソウル女子大学キャンパスにやってきました。

2004年に設立された韓国語教育部(語学堂)は現在120名以上の学生と19名の教師から成るこじんまりとした雰囲気の語学堂です。

正門を入り、大きなイチョウの木が並ぶ通りを少し上がっていくと立派な建物、中央図書館が見えてきます。語学堂はこの図書館内に位置しています。

語学堂自体は大きくないですが、6段階に分けられた正規過程ではしっかりと韓国語を学ぶにはもってこいの環境にあり、またTOPIK対策クラスやトウミ制度(韓国人学生からのサポート制度)、成績優秀者向けの奨学金制度などが用意されています。さらに夏には日本人学生向けの夏期集中講座も用意されています。

ソウル女子大学付属語学堂の魅力はこれだけではありません。喧騒から離れた落ち着いた場所に位置している女子大のキャンパスということで、キャンパス自体も施設も、さらには学生のための寄宿舎も女子大ならではの雰囲気を持っています。

また、学生生活に必要なものといえばなんといっても寄宿舎でしょう。ここ国際教育館は語学堂に通う女子学生のためだけに用意された寄宿舎です。語学堂がある中央図書館から歩くこと10分という好立地にある国際教育館はセキュリティーはもちろんの事清潔なシャワールームや運動施設、その他にも学習室や教室などがあります。
またメインとなる部屋は3人1部屋で、どの部屋も広く、日当たりがよく清潔な印象を受けました。

また、夏期短期集中講座で使われる寄宿舎は最近新設されたシャロムハウスです。
こちらは普段は大学生や大学院生用の寮として使用されていますが、夏季休暇中に語学堂学生向けの寄宿舎として開放されます。こちらも寄宿舎内に自習室など充実した施設が用意されています。