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グローバルキャリア塾 連載コラム

教師が教えない日本人の英語上達のポイント! (第1回)

第一回:ネイティブスピーカーのメンタリティがわかれば 英語はもっと上達する

パシフィック・ゲートウェイ・インターナショナル・カレッジ
学長

サミー高橋

カナダとオーストラリアに5校のキャンパスを持つパシフィック・ゲートウェイ・インターナショナル・カレッジの学長。バンクーバーでは国際コミュニケーション塾(GLS)という「日本人による日本人のための寺子屋」を主宰して世界で活躍できる日本人の育成に努めている。著書「きっと君にもできる!」文芸社

(2007年12月15日掲載)

今回から6回にわたってこのコラムを担当することになりました。私はカナダのバンクーバーへ移り住んで16年、英語学校の現場で日本から来る学生たちに言語面、異文化コミュニケーション面でのアドバイスにずっと携わってきました。そのなかで気づいたのは英語のネイティブ・スピーカーと日本人のメンタリティ(精神構造)の違いです。言ってみれば英語国民のメンタリティは男性的、日本人は女性的です。おそらく、ルーツとなる狩猟民族と農耕民族の文化の違いがそうさせているのでしょう。不思議ですが、同じアジアの中でも中国人や韓国人のメンタリティは西洋人のそれに似たところが多々あるような気がしてなりません。その点で日本人はハンディキャップを背負っていると言えます。それだけにメンタリティの違いを理解することは英語力アップに欠かせません。ここでは英語のネイティブ・スピーカーのメンタリティに関連したコミュニケーションのコツをご紹介しましょう。

【発声方法について】
日本語は世界でも珍しくのどから声を出して話します。試しに「すみません」と言ってみてください。日本的な言い方はとてもソフトです。ですからそばにいる人にしか聞こえません。それに比べて英語のネイティブ・スピーカーはお腹から発声します。英語で言う “Excuse me.”や“Thank you.”は腹式呼吸でお腹から発声します。お腹と胸を共鳴させるため、響くように聞こえます。英語を話すときは、何よりまずは「大きな声でお腹から」を心がけてください。このお腹から出す声とは、剣道や空手、また合気道などをするときに気合いを入れて発声する、あの「ターッ!」や「メーン!」の声の出し方です。

【アイコンタクト】
英語でコミュニケーションをするときに相手の目を見ることはとても大切なことです。これは1:1でも、相手が大勢のときも一緒です。例えばセミナーや学校の授業中、日本人には教科書を見て下ばかり向いていて、話し手の方を見ない人がたいへん多いですが、英語圏ではこれは良いマナーとは見なされません。まずは話し手とアイコンタクトをとりましょう。

【積極的に質問する姿勢】
日本では講義スタイルの授業やセミナーが多く、会場の参加者とのやりとり(interaction)がQ&Aを除いてほとんど見られません。それに対して英語圏ではキャッチボールをするかのように、参加者と講師の間で質問と回答が頻繁に交わされます。ロールプレーもごく一般的に行われます。日本のように一方的に聞くというスタイルではありませんから、とにかく何でも質問してみる姿勢が大切になります。英語的なロジックを使ってWhy?を頭に置いて講師の話を聞いてみると、案外次々と質問が浮かんでくるものです。質問癖を付けるためには、質問を思いつく前から手を挙げることです。指名されても何も思いついていなければ、 “I’m sorry. I forgot my question. I was nervous.”と言ってとぼけてみませんか。

次回は英語が早く上達するのに適した性格についてお話します。それではまた。

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