グローバルキャリア塾 連載コラム

気づいたらトリリンガルになっていました

第1回:2ヵ国語習得に挑戦したキッカケとは?

HOME Myanmar mm Co., Ltd​
代表

鈴木 俊良

大学卒業後、日系旅行会社に入社。ミャンマー支店の立ち上げに携わり3年間勤務。退職後、2017年、HOME Myanmar mm Co., Ltd.を設立。ミャンマー東北部シャン州インレー湖を拠点に旅作りやスタディツアーなどを行い、2019年からは地産地消をテーマにしたカフェ、Harvest Cafe & Dineを運営している。「旅」を通して、Win-Win-Winの関係を作ろうと模索中。

HP: https://home-mm.com/

HOME Myanmar mm Co., Ltd.

(2020年12月26日掲載)

トリリンガル留学遍歴

こんにちは!まずはじめに、簡単に自己紹介をさせてください。

私は、神奈川のごくごく平均レベルの大学に入学した後、先生や先輩の影響もあり大学1年の春にカンボジアのスタディツアーに参加をしました。それからというもの、毎休み海外に行くようになり、2011年の春、大学4年次から2年間休学し、約1年半を中国の雲南省、約半年をカナダのバンクーバーで過ごしました。

このコラムでは、2ヵ国語習得・トリリンガル留学の経験談や現地での生活の様子、今に繋がっていることなどを、6回に渡り綴っていきます。

中国の山奥の村にて
中国の山奥の村にて

英語への苦手意識

第1回のテーマは、2ヶ国語習得に挑戦しようと思ったキッカケについてです。

いきなりその答えを言うと、英語が苦手だったからです。

大学入学時、全く英語ができませんでした。初めて受けたTOEICでは、わからなすぎて試験時間内に寝てしまうほどでした。

でも、第二外国語ならみんな同じスタートライン!だから第二外国語は頑張ろう!と思い、中国語の授業は真面目に受けていました。

また実際に短期留学や旅行で中国に足を運んでみると、外国語でコミュニケーションを取ることや異文化を理解すること、深く知っていくことがなんて面白いんだろう、もっともっと中国のことを知りたい、英語が話せない人たちの声を聞けるようになりたい、と思うようになりました。

現地の生活、暮らしを知るには最低1年必要と考え、中国・雲南省の雲南師範大学に長期で留学することを決意しました。

結果的に1年半滞在することとなり、今の自分を形作る貴重な経験をたくさんすることができました。留学中のことは、また第2回以降でご紹介していきたいと思います。

世界中の人と話したい

中国に留学している間、中国国内をたくさん旅して歩きました。そうすると、現地の方たちだけでなく、様々な国から来ている旅行者と出会うことがありました。

留学生も世界中から集まっています。欧米の留学生同士が遊ぶとき、共通語は中国語ではなく英語になります。中国留学なのに本末転倒じゃないか、とも思いますが、それでもやっぱり、英語が話せたらきっとあの和にも入っていけ、世界中の人々とコミュニケーションが取れると思うとワクワクが止まりませんでした。

残された休学期間をどう過ごすか考えたときに、半年だけでも英語をやろう、半年である程度のところまでは持っていける!と思い、カナダ・バンクーバーでの英語留学を決意しました。
なぜバンクーバーかというと、昔からの小さな夢だった、ロッキーマウンテンに行きたいという気持ちと、半年の滞在であればビザが不要で諸々の手続きが比較的容易であったという現実的な面から選びました。

バンクーバー
バンクーバー

トリリンガル留学というと、英語はある程度できるから英語とあともう一言語何を習得しようか、という選択、思考順序に思えますが、私の場合は、英語から逃げる形で中国語を頑張りはじめ、その後英語の必要性を改めて感じ英語の習得に力を入れた、という順番でした。
ですので、いま現在英語が苦手で、もう一言語習得する余裕なんてないと思っている方も、すでに2か国語習得に興味がある方も、ぜひ参考にしてもらえたら嬉しいです。

第2回は、トリリンガル留学のメリット・デメリットについて書いていきます。
お楽しみに!

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