グローバルキャリア塾 連載コラム

ネパールでも生きる (第4回)

第4回:大地震後のネパールの今と復興のためにできること

青年海外協力隊 隊員

川喜田 敬

神奈川県出身の27歳。大学在学中に豪州へ交換留学したことから人生は大きく変わる。大学卒業後、電機メーカーで3年間の勤務を経験。退職後、2015年7月より、青年海外協力隊としてネパールへ赴任。農業経験がないにも関わらず、農業支援に取り組む。

ブログ『Kei’s Way@Nepal』

(2016年6月15日掲載)

ナマステ!じゃなくてこんにちは!
ネパールで、青年海外協力隊として活動中の川喜田敬です。

集合写真

今回は僕がいる「ネパール」について、お話ししたいと思います。
「ネパール」という国に対してのイメージですが、カレー、ヒマラヤ山脈、ブッダの生誕地など様々です。
でも、最近は「大地震」というイメージもついてしまいました。

2015年4月25日。マグニチュード7.8の大地震がネパールで発生しました。
約9,000人の死者を出してしまう大惨事となりました。

震源地はちょうど僕が赴任予定だったシンドパルチョーク郡というところ。
僕は協力隊になることが決まってから、自腹で実は下見でネパールに行きました。
そして、運よく首都から5時間くらいのシンドパルチョーク郡にも行くことができました。

そこでおもてなしをしてくれた女性の家の写真がこちら。
衝撃的すぎて言葉が出ませんでした。

がれきと女性

当時、僕は、青年海外協力隊の訓練所で7月の派遣の前に研修を受けていたのですが、これにより、任地が変わってしまいました。

「<出発まで約1ヶ月>ネパールに行く青年海外協力隊の僕が任地変更になって思うこと」

そんな大きな地震から1年が経ってしまいました。
気になるのは復興。
ただ残念ながら、復興はまだまだです。

さほど被害が大きくはなかった首都カトマンズの市街地。
古い建物が密集しているエリアでは、傾いた家に柱を立てて、なんとか家を支えています。
とても危なっかしいのですが、このような柱は至る所にあります。

カトマンズ市街地

一方で、カトマンズから1時間ほどの場所に位置する村。
僕が青年海外協力隊として活動をしている村です。

僕の村でも、地震によって家を失った人たちがたくさんいます。
その中でも、新しく家を建て直す人たちが徐々に出てきました。
それでも、家が壊れてしまい、トタン屋根で自ら作った仮設住宅に住んでいる人もまだまだいます。

トタン屋根の家

こういう状況に陥っている村の人を見ると、自分の無力さを痛感させられます。
僕は丈夫な家を作る技術を持っているわけでもないし、家を作るだけのお金を持っているわけでもないのですから。

でも、そんなことを言っていても何も始まらないんですよね。
「自分のできないこと」に目を向けるのではなく、「自分のできること」に目を向ける。
そうして、「自分のできること」に全力を注ぐ。
当たり前だけど、これが一番大事なんだなと思っています。

なので、今取り組んでいる、「村の農家の収入向上」。
これに僕は全力で取り組んでいきたいと思います。
新しい加工品作りのプロジェクトもスタートしましたし、また気合い入れて頑張ります。

「青年海外協力隊の僕がネパールの村で始める加工品を発表します」

復興は程遠いですが、ネパールの復興をいち早く進めるために、実は日本に住んでいる人でもできることがあります。
それは「観光客」として、ネパールに遊びに来ることです。

ネパールにとって、観光業は非常に大事な産業です。
農業以外に主要な産業がないこの国の中で、観光業はたくさんの人の生活を支えています。

しかし、2015年の大地震によって、ネパールの観光客は激減しています。
今は少しずつ戻ってきましたが、それでもピークの時とは比べ物にならないそうです。

ボランティアや支援活動をする気がなくても全然いいんです。
ネパールに来て、しっかり遊んで楽しい思い出をつくって、お金を落とす。
または、ネパールを好きになって、その魅力を友達や家族に話す。

それだけでも、ネパールにとっては大きな大きな力になります。
カトマンズやポカラといった主要都市を観光する分には全く問題ありません。
古い家は確かに傾いていたりしますが、ホテルやゲストハウスは大丈夫です。

こんなにかわいい子どもたちもたくさん待ってます!

子供たち

ぜひ一度ネパールにお越しください!

<ブログやってます!>
個人でブログも書いています。
青年海外協力隊、ネパールだけでなく、留学についても記事を書いているのでよかったら覗きに来てくださいね。
ブログのURL : http://www.keikawakita.com

この記事をシェアする
  • LINE

お問い合わせはこちら

毎日留学ナビ 海外留学サポートセンター
東京カウンセリングデスク
東日本の方
0120-655153
お問い合わせフォームはこちら
月~金、第1・3土 10:00-18:00
※最新の営業日は「東京カウンセリングデスクのご案内」にてご確認ください。
【お知らせ】2024年2月より移転しました。

〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町2-12-10
PMOEX日本橋茅場町 H¹O日本橋茅場町 207 (受付は1階)

毎日留学ナビ 海外留学サポートセンター
大阪カウンセリングデスク
西日本の方
0120-952295
お問い合わせフォームはこちら
月~金、第1・3土 10:00-18:00
※最新の営業日は「大阪カウンセリングデスクのご案内」にてご確認ください。

〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田2-5-6
桜橋八千代ビル6階