日本で生まれたあなたに、アジア海外就職という選択肢を! (第5回)
第5回:今、東北とアジアに行くということ
海外就職研究家
森山 たつを
日本で外資系IT企業、日系大手製造業などで10年くらい働いた社畜であり、1年間ビジネスクラスで世界一周をはじめ世界50カ国を回る旅人でもある。その後、海外で働こうとアジア7カ国で就職活動を行うなかで、海外就職の魅力と、海外で生活するという選択肢に希望を感じ、その道のりを伝えることを生業としている。
twitter https://twitter.com/mota2008
森山たつをさんの新刊!2013年4月刊行
『普通のサラリーマンのためのグローバル転職ガイド』
(2012年12月1日掲載)
私は2012年11月下旬に東北に行ってきました。
震災後、アジアをはじめとした海外ばかりに目を向けていたため、東北には一度も行っていなかったのですが、実際行って見たら、途方もない光景が広がっていました。
壁をぶち抜かれた学校、陸地に打ち上げられた船、スクラップになった車の山、陸に打ち上げられた巨大な船、何もない原っぱになった町だった場所。
もちろん、既に動き出している町もたくさんあるのですが、その合間合間に復興とはほど遠い町がある。そんな現実が嫌でも目に入ります。
テレビやネットの中継や記事では、一番センセーショナルなところに関する記事だけがトップに記されます。でも、それは現地のごく一部でしかない。センセーショナルな所の周囲にはまた別の光景が広がっており、注目される点と点の間の状況をしることで、現状をもうちょっと深く知ることが出来るのです。
行ったからと言ってすべてが見えるわけではありません。ただ、行く事なんて「全て」なんてないんだということ、そして、復興のためにはまだまだ途方もない労力が必要だということがわかります。
少なくとも、私は言ったことで、東北に関する考えが一転しました。東北はまだ危機的状況であると。
アジアに関しても同じ事が言えます。
前回お伝えしたように、華やかな成長が語られるアジアは、本当に華やかに成長しているところがたくさんあります。ただ、全てが華やかなわけではなく、同じくらい、場合によってはそれ以上貧しいところもたくさんあります。
その華やかさと貧しさのバランスを、潜在的なチャンスとみるか、社会の不安要因とみるかはその人次第です。
このように、報道されるスポットとスポットの間を自分で見ることによって、その後記事や写真を見る時にも、より深く考えることが出来ます。
「この土地はここまで復興しているけど、その隣の町はどうなんだろう?」
「こんなスゴイタワーマンションが出来たらしいが、ココにはあの町に住んでた人は来れるのだろうか?」
報道が正しくないと批判することは簡単ですが、それをしても世の中が良くなるわけではありません。もし可能であれば、是非、その報道を自分の頭の中で修正、補完することが出来るよう、自分で一次情報を掴んでください。
特に、東北には是非行った方がいいと思います。
一度行くだけでも、ニュースの見方が変わります。
私のblogでは、その東北の写真を淡々と掲載しております。
もしよろしければご覧頂けたらと思います。
もりぞお海外就職紀行 東北編
http://morizo2011.blog.fc2.com/blog-category-20.html
私12月にバングラデシュやカンボジアに取材に行きます。
この様子は様々な形で皆様に還元していきますが、もしご興味がありましたらこのページから取材費の支援を頂けたらと思います。
本(定価以下!)をご購入頂いたり、セミナーに参加して頂くことが支援につながります。
アジア新興国で日本人は働けるのか?日本人採用事情を調査する
https://readyfor.jp/projects/moasia
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