在米カウンセラーのメッセージ「留学は修行!」 (第9回)
第9回:もう二月! そろそろ風化しつつある「今年の抱負」の再生・達成術
(2011年2月15日掲載)
やる気に燃えて作った「今年の抱負」が結果的に三日坊主に、そして記憶のかなたへ・・・というのはよくあることです。もう二月、いやいや、まだ二月です。今一度原点に戻り、今年やりたいことが達成できるようにしようではありませんか。
目的を立てても先細りになってしまう原因の多くは、モノの考え方にあります。人はコンピュータと同じで、個人個人がある一定のプログラムによって作動しています。今使っているプログラムが「どうせできない」「時間がない」といったものである限り、目標の達成は不可能です。よくある「達成できない理由」から「達成できる理由」への転換を紹介しましょう。
■もう歳だから ・・・年齢ですべきこと、持っているものなどを決め付けるのは、日本人の悪い癖。今があなたの人生で一番若い時であることを忘れないようにしましょう。
■時間がない ・・・本当にしたいことではなく、嫌だけれどやらなければならないことだけに時間を費やしていないでしょうか? 日々の無駄な時間や行動を見つけ出し、それらを削減し、目標達成にその時間を当てましょう。そのためにはNOと言える勇気も必要です。
■○○のせいでできない ・・・障害にぶち当たると「自分には無理だというサインだ」「成功した人は運がいい」と思ってはいませんか?「困難はあるもの」と覚悟し、他力本願をやめ、「どうやったらできるか」に焦点を当てましょう。
■どうせ無理 ・・・これは自信のなさではなく計画の不十分が原因です。階段をイメージしてください。最上階が最終的な「大目標」とし、一段下がったところに「大目標一歩手前の目標」を作ります。こうして一段ずつ下げて行き、今自分がいるところまで細かく小目標を明らかにします。そうすると、次にすべきことは「これならできる」程度になるのです。千里の道も一歩から、です。
■幸せになりたいが、幸せは続かない ・・・同じような実力で、メジャーリーグでひとシーズンももたない人と、長く続く人の違いは「成功の持続力」です。ひとつ成功すると達成感とともに脱力感もあるもの。そこで燃え尽きるか、「次の目標」への頭の切り替えができるかです。メジャーに入る、の次は「自分との戦い」だとは多くの選手が言うことです。
これらの新しい考え方が自分のものになるまでは、携帯のメモに入れたり、冷蔵庫の扉に貼るなどして、常に「見て」声に出して「読み」、「このプログラムで考える練習」が必要です。脳が新しい考え方に慣れるまでは、その考え方で考えると、どういう行動になるか、という意識的な練習の繰り返しが必要です。さあ、新しい考え方でやってみましょう。
(シアトル・コミュニティー誌、YouMaga 2011年一月号掲載記事「専門家に聞く、アメリカ生活Q&A 「毎年、新年の目標を決めても三日坊主で終わってしまいます」から一部引用)
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