女子Ryu編集長の「女性留学の肝(キモ)とヒント」 (第3回)
第3回:留学・ワーホリ中の「安全・ひとり旅術」
若松 千枝加
小学校を米国・シアトルにて過ごす。帰国後、「学生の50%が帰国子女」という高校に入ると周囲の英語力の高さにおびえ、以来英語恐怖症になる。慶応義塾大学在学中、海外旅行の楽しさを知り、英語恐怖症を克服。セイコー(株)米国マーケティング職を経て留学カウンセラーへ転身。株式会社ウィッシュ・ウッド (Wishwood Inc.) 代表取締役。アラフォー・シングル爆進中。ブリティッシュ・カウンシル公式資格取得カウンセラー、SST(r)[=英語スピーキングテスト]公式試験官・審査官。
(2010年4月15日掲載)
韓国で邦人女性の行方不明事件が発生しています。楽しいはずのひとり旅が一転、心配な事件へと発展してしまいました。
留学中、ワーキングホリデー中には、海外でのひとり旅を経験される方も多いことでしょう。ちょっとの心がけで、ひとり旅は安全に過ごせます。今日は、女性だけでなく、男性も気をつけておきたい「安全・ひとり旅術」をお送りします。
1.ちょっと話せるようになったころが要注意
上記の女性は、少し韓国語を話せたそうです。現地の言葉を話せれば、安心して旅ができると思いがちですが、実はこの「ちょっと話せる」が危険水域。自信がついてきたころは、いろんな人とコミュニケーションを取りたくなるものだからです。悪いことをたくらんでいればいるほど、親切に世話を焼くのが悪人の本性。「親切な人だ!」と油断して、信用しきってしまうケースが目立ちます。悪人にしてみれば、こちらの語学力が「そこそこ」だと知るや、いいカモとして狙いやすいわけです。
新しい出会いは、ひとり旅の醍醐味。だからこそ、全く話せなかったころの警戒心を忘れずにいてくださいね。
2.安宿の王道・バックパッカーでは…
バックパッカーやユースホステルとは、複数の人が一部屋をシェアして宿泊する滞在先のこと。地域差はあるものの、先進国でも日本円にして一泊1500円~2500円程度で泊ることができます。格安旅行の強い味方で、留学中やワーホリ中には、きっとお世話になることがあるでしょう。
バックパッカーには、共有のキッチンとコモンルームがあり、そこで友達を作ることもできます。ワーホリメーカーにとっては、そこでの情報交換が貴重な旅の道しるべにもなり、なかなか使える宿泊先です。
しかし、知らない人とベッドルームをシェアするだけに、貴重品の管理をいつも以上に徹底しておかなければ、いつでも盗難にあうということでもあります。また、男女が同じ部屋に泊る ”激安バッパー” では、着替えを含めて微妙な問題も・・・
私も20代のころ、バックパッカーをよく利用しました。いつも、フロントで男女別部屋かどうかを聞いてからチェックインしたものです。くれぐれも貴重品は部屋に残さず、肌身に身につけて!
3.ひとり旅こそ、こまめに連絡を
気ままなひとり旅だと、ついつい、家族や友人との連絡を怠ってしまいます。特に、だれもが携帯を持つこのご時世。必要があれば、連絡が来るだろう・・・などと思わずに、「誰と」「どこへ」の足跡連絡は、普段の旅より頻繁にするべきでしょう。
気を付けていれば、多くの危険は回避できるひとり旅。留学中に人生初めてのひとり旅を経験して、その素晴らしさも体験してもらいたいものです。ぜひ、警戒心を怠らずに、ステキなひとり旅にチャレンジしてくださいね。
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