本気で世界で活躍したいと思う君へ ─ グローバル人材として必要とされるには？─

はじめに　ートレンドな言葉”グローバル人材”ー

”グローバル人材”・”グローバルに活躍”
そんな言葉を耳にしたり、見かけたりしませんか？
このコラムの読者さんはグローバルに活躍している方、もしくはグローバルに活躍したい方など、日本以外の国や文化、言葉、渡航、働き方等に興味がある方が多いはずです。
World Unite！の7回のコラムではグローバル人材として求められる能力に着目してグローバルに活躍するための秘訣を皆様にお伝え出来たらと思います！

日本の政府が定めるグローバル人材の定義

さて、この頻繁に使用される”グローバル人材”という言葉ですが、言葉の定義をご存じですか？
まずはWorld Unite!のコラムの全体のキーワードである”グローバル人材”の日本での定義をご紹介します。

日本の文部科学省の”産学官によるグローバル人材の育成のための戦略”でのグローバル人材定義は以下です。
「グローバル人材とは、（略）、異なる言語、文化、価値を乗り越えて関係を構築するためのコミュニケーション能力と協調性、新しい価値を創造する能力、次世代までも視野に入れた社会貢献の意識などを持った人間」
引用：”産学官によるグローバル人材の育成のための戦略”（文部科学省）　※PDFファイル

また、グローバル人材育成推進会議（2011）での定義では、「語学力・コミュニケーション能力、主体性・積極性、チャレンジ精神、協調性・柔軟性、責任感・使命感、異文化に対する理解と日本人としてのアイデンティティーなどを有する人材」とし、以下の３つの要素が含まれるとしています。

要素Ⅰ：語学力・コミュニケーション能力
要素Ⅱ：主体性・積極性、チャレンジ精神、協調性・柔軟性、責任 感・使命感
要素Ⅲ：異文化に対する理解と日本人としてのアイデンティティー
引用：グローバル人材育成戦略 （グローバル人材育成推進会議）　※PDFファイル

語学力には触れていない能力中心の定義？　ーOECDの定義するグローバル人材として求められる 能力ー