グローバルキャリア塾 連載コラム

韓国語学習が日本を変える (第12回)

第12回:習慣化をフォローできるように

ミレ韓国語学院
院長

前田 真彦 (まえだ ただひこ)

21年間中学校の国語教師をしていました。2010年にミレ韓国語学院を立ち上げ独立。日本人の強みと弱みを理解した独自の教育法「前田式」を確立し、大阪と東京で教室授業を実施中。通信添削や動画配信など、教室に通えない方のサポートにも力を入れています。

■ミレ韓国語学院HP:http://mire-k.jp/

(2018年7月1日掲載)

札幌セミナー
▲札幌セミナー

断酒宣言をして10日ほどたちます。思うところがあって、「飲まない」ことを「選択」しました。今までも酒量を減らすとか、例外を作ると、ずるずる行ってしまうので、「飲まない」を「選択」したのです。

今までミレのキーワードのようにして使ってきた「習慣化」ですが、「習慣化」を完成させるためには、克服しないといけないことがたくさんあることを、今回身をもって体験しました。

今までも、何回も「断酒」「節酒」「ダイエット」など、宣言し、ミレ韓国語学院のメールマガジン「ミレマガ」などでも決心を表明したにも関わらず、習慣化が完成せずに、もがき苦しんできました。「ダイエット」の方は毎日「ダイエット日記」をミレマガで公表しながらも一向に成果が上がっていませんが、今回の「断酒」で弾みがつきそうです。

習慣化というのは、「言うは易し、行うは難し」です。そうそう簡単に習慣化できるものではありませんね。本当に揺るぎのない習慣(=行動パターン)にしてしまうためには、「目標」と、「自分はどう生きたいか」という「思い」が必要です。

「思い」とは、「10年後の自分はこうなっていたい」という「人生観」のことです。「目標」と「思い」がしっかりしてないと習慣化は途中でほころび、崩れてしまいます。

とはいっても、最初からそういうことがはっきりしているのではなく、何回も失敗しながら、次第に強固なものになっていきます。失敗を繰り返し、「これではだめだ」「いつまでこんなことやっているのか」と深く反省し、次第に強固に練り上げていくのが「思い」です。

「断酒」も「ダイエット」も目的が達せられたわけでは決してありません。ただ、今回思い切って「断酒宣言」をすることよって、学習の習慣化にも大いにプラスになりました。スローガンのように「習慣化」を掲げるより、常に学ぶ人の実態に即して、学習段階にふさわしい習慣化を提案し、習慣化をフォローできる講師にならないといけないですね。そんなことを今痛切に感じています。

 

T大学での授業
▲T大学での授業

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