留学体験談  江平 穂積さん（ブリスベンとシドニー）

「妥協したくない」。社会人になって3年あまり、転職したくて、働きつつ他の会社を受けるなどの転職活動をしている時、やっぱりせっかく転職するのに妥協はしたくないという思いがありました。英語を話せるほうが可能性が広がるだろうと、海外に行くことを決意。オーストラリア人はフレンドリーで、忍耐強くこちらが話すことを聞いてくれる、そんなところが気に入ってオーストラリアに決めました。

オーストラリアに留学する、と人に話すと「オーストラリアは発音が訛ってるよ」と言われたりもしましたが、でも訛ってる英語もわからなくてはダメ。国際語として英語は、どの国の英語も理解できなくてはいけないと。だから私はネイティブの英語だけでなく、いろいろな国の人が話す英語も聞きたかったのです。

＜目の前の道が明確になった＞
留学前は、ただ転職だけを目的としていたのですが、留学中に様々な経験をし、考える時間もあったので自分の夢が明確になりました。今すぐに、というわけではないですが、最終的には自分の会社を作りたい。夢がクリアになったことがすごく嬉しいんです。こういうことがしたい! と面接の時に言うことができる、だから大丈夫だという自信がつきました。ひとことでは言い表せないくらい大きな収穫のあった1年でした。

●Profile
1976年生まれ。Pacific Gateway International College,Brisbaneに7カ月間留学。その後シドニーに移り、日本語教師養成学校にて3カ月間学ぶ。