読み切り![イスタンブール]~毎日留学ナビ編~ (第1回)
第1回:運命のカッパドキア
フリーライター、通訳者、コーディネーター
松井 和花
天理大学外国語学部英米学科卒業後、更に通信教育を経て小学校教員免許を取得、奈良県内の小学校で教鞭をとる。たまたま休暇で訪れたトルコに深く魅せられ、唐突に移住を決意。 ゼロからスタートしたトルコ語学習に始まったサバイバル生活も、今年で17年目突入。現在、イスタンブールにて『執筆で、トルコと日本を繋ぐ』をテーマに、フリーライターとして活動。トルコ人の夫と小学生の息子とのドタバタ3人暮らしの毎日。
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(2014年11月15日掲載)
皆さんはじめまして!トルコはイスタンブールより、松井和花(まついわか)です。どうぞよろしくお願いします!!
いつの頃からか海外生活に憧れ、いつか自分も外国に住んでみたいとは思っていましたが、まさかそれがトルコになるとは…。
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「こんな景色が世界にあるんだ…。ここを絶対自分の目で観たい」
私とトルコとの電撃的な出会いは、今から17年前、当地一大有名観光地であるカッパドキア地方を紹介した、日本のテレビ番組を“たまたま”観たことでした。
荒涼とした大地に無数に広がる、奇岩、奇岩、奇岩。かつて見た事のないスケールとその奇怪な光景に、頭をガツーンとやられるほどの衝撃を受け、食い入るように画面に身入ったあの興奮は、今でも忘れられません。ちなみに旅番組のナビゲーターは、米米クラブの石井竜也さん。彼の案内するカッパドキアに、私はいつになく旅心を掻き立てられたのです。
運命の扉ってこれほど唐突に開かれるのですね。それまでは、トルコが世界地図のどこにあるのか、人々は何語を話すのかなど予備知識も興味も一切なかった国なのに!
元々、思い込んだらじっとしていられない質。
「トルコが私を呼んでいる…。」
気がつくと、仕事の合間を縫って、夏の休暇にイスタンブール行きの航空券を手配している自分がいました。
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その後、約10日間の日程で旅したトルコに、私は完全に魅了されていました。念願のカッパドキアも堪能。折しも、旅先で知り合ったトルコ人にお仕事の話を持ちかけられ、後先考えず飛びつきました。だって、海外に住める!当時のトルコは物価も安く、楽観的な私は、2年ぐらいならなんとかやっていけるだろうと考えたのです。
今思うと何と安直だったのだろうと思いますが、一度きりの人生、あの時直感を信じて動いたからこそ今の自分があるのだし、やらないで後悔するより、やって後悔したらまたその時考えよう、って私は思います。
皆さんの中には、海外留学には興味があるけれど、迷っている方々も沢山おられるでしょう。親を説得出来ない、今ある仕事を辞める不安、いきなり誰も知り合いのいない異国に住むなんて大丈夫だろうか、言葉の壁をのり超えていけるのか、病気にならないか、友達ができなかったらどうしよう、危険な事に巻き込まれないか…。考え出すと“行かない理由”はいくらでも見つかるでしょう。
そして、実際に海外に飛び出した私が、ここトルコでの生活を思い返してみても、決して順風満帆ではなかったことを告白します。
でも、小さな“日本”の中でコンプレックスの塊だった自分が、自国を外側から見る事で視野が広がり、拙いトルコ語で必死に自己主張するうちに、いつの間にか自己実現を果たしつつあったのです。
そのあらましを次回から皆さんと一緒に辿っていく中で、トルコの魅力や海外生活の醍醐味を感じて頂けるなら、こんな嬉しい事はありません!
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