なぜアイルランド留学か?
- 日本人留学生が少ない
- フレンドリーな国民性で、会話の機会が多い
- 治安が良い
- 文学・音楽・ケルトなど独自の文化と歴史
- 変化に富んだ自然
- 多くの外資系企業が拠点を置く、技術立国
- 学生ビザがあればアルバイトが可能
以上、アイルランドを留学先としてお勧めするポイントをざっと挙げてみました。
でも「そもそもアイルランドって何語を話しているの?」という方も多いはず。そう、欧米では存在感抜群なのに、日本ではまだマイナーなのが、アイルランド。 つまり、穴場の留学先と言えます!
では、そんなアイルランド留学のための基礎知識をご紹介していきます!
学べる言語は何?
英語がメインで使われています
もともとアイルランド語またはゲール語と呼ばれるアイルランド独自の言語がありましたが、イギリスによる長い支配の下、英語が主に使われるようになりました。近年はアイルランド語の復興に力を入れており、公共の看板には英語とアイルランド語が併記されています。
例えば写真はダブリン空港の表示。上がアイルランド語、下に英語で書かれています。
しかし実際にアイルランド語で会話ができる人は少ないそうです。
アイルランドの英語はなまりがある?
よく聞かれる質問ですが、ダブリンに関しては全くと言っていいほど問題がありません。ダブリンでは抑揚が少なく、聴き取りやすい英語が話されています。(ややこもった発音の人もいますが、コツがわかれば慣れてくるようです。「おじさん達の、あのモゴモゴ話す感じがかっこいい」と言っている留学生もいましたよ!)
地方によってはアクセントの強い英語が話されますが、語学学校の先生やスタッフ、大学の学生たちの間では、ほぼ問題ないでしょう。
どこで英語を勉強するの?
語学学校や大学付属の語学センターで学びます。
他の英語圏の国と同じく、大学付属の語学研修センターと、民間の語学学校があります。
大学の語学付属センターはオンキャンパスなので、ソーシャルアクティビティやクラブ活動など、キャンパスライフを体験できるのが特徴。日本語学科や日本語研修コースを設けている大学の場合、現地の学生との文化交流の機会もあります。また、大学によってはキャンパス内のスポーツ施設を利用できます(有料)。
民間の語学学校は小~中規模の学校が多いのが特徴です。そのためスタッフのケアが行届いており、生徒同士の交流も自然と多くなります。家族経営のアットホームな語学学校や、イギリスにもセンターがあり両国で留学体験ができる学校、ジョージアン様式と呼ばれる200年前の美しい建物を校舎にした学校など、それぞれユニークな特徴があるので、ぜひご相談ください。
▲大学付属は設備が充実
少ない日本人比率
よく聞かれる質問ですが、ダブリンに関しては全くと言っていいほど問題がありません。ダブリンでは抑揚が少なく、聴き取りやすい留学生の国籍はヨーロッパを中心に、南米、中東、アジアなどからバランスよく留学生が在籍しているのが特徴。
日本人比率は、大学の語学センターでは10~20%前後、語学学校で3~10%にとどまっており、国際色豊かな環境で学べます。
提供:井原成実さん
滞在先はどんなところ?
アイルランドのホスピタリティを体験できる、ホームステイが人気
アイルランドは「最もフレンドリーな国」に選ばれた国(2008年「Lonely Planet Brue List」)。そのホスピタリティを体験できるホームステイには定評があります。
また費用を抑えたい方、プライベートな時間を持ちたい方は、シェア・アパートなどを利用するのもよいでしょう。大学付属コースの場合、夏期は大学寮を利用できることもあるので、お問い合わせください。
提供:玉川 奈央子さん
アイルランド留学にビザは必要?特徴は?
日本人学生は、事前のビザ取得不要。思い立ったらすぐ留学可能!
日本人がアイルランドへ留学する場合は、期間に関係なく事前に学生ビザ申請の必要はありません。
ただし、90日間以上の期間留学する人や、ワーキングホリデービザなどで滞在する人は、入国後に現地の入国管理局(GNIB)で学生ビザ(外国人登録)を申請します。
なお、入国管理局へ行く際には、事前にオンラインで予約をする必要があります。
詳しくは留学先の語学学校のスタッフさんがサポートしてくれることが多いので心配なさらないでくださいね。
※もちろん事前に弊社カウンセラーにもご相談ください。
★北アイルランドはイギリスになるので、イギリスの入国ルールに従うことになります。
アイルランドの学生ビザは現地で申請。現地で延長!
3カ月以上滞在する人は、学生ビザ(IRPとよばれる外国人登録)を申請することで、最大8カ月まで滞在が可能になります。
入国後(3か月滞在許可)⇒ IRP申請(+5カ月滞在延長許可)=合計8カ月滞在可能
さらに滞在する人は、さらに現地にて学生ビザの延長手続きを行うという形になります。
つまり、渡航するまでに学校の手続きを終えさえすれば、すぐにでも渡航ができるので他国より出発までに時間がかからず、最短で渡航することが可能です!
アイルランドの学生ビザはアルバイトが可能!
学生ビザを取得すれば、週20時間のアルバイトが認めてもらえます。
また、ホリデー期間(6/1〜9/30と12/1〜1/15)と呼ばれる時期は週40時間のフルタイムでアルバイトができます。アルバイトを開始するまでは銀行口座を開設したり、税金処理等の手続きを行う必要があります。
留学生活は想定以上にお金がかかったり、思わぬ出費があったりします。
また、実際に生活しながら英語を覚えていくサバイバル学習法はとても効果的。
目と鼻の先には、格安で旅行に行けるヨーロッパの国々がたくさんありますのでホリデー期間を利用して旅行する資金なども、アルバイトでぜひ貯めてみたいですね。
アイルランド留学のデメリット
物価の高さがネックか?
■物価が高め
90年代からの経済成長およびユーロ導入以降、特に生活費が上がっている。市内の中心部ではサンドイッチが3ユーロ後半(約450円)と、外食すると高めです。またダブリンはアパートなどの家賃が高いので、長期留学になる人はシェアで暮らすなど工夫が必要かも。
■日本からの直行便がない
日本からの直行便がないため、イギリスやオランダで乗り継いでアイルランドに入国するのが一般的。最近ではドバイ経由などで安く渡航できる便も出てきています。一人で飛行機を乗り継いで海外へ行くのが初めて・・という人にはやや不安な要素かもしれませんので、事前にしっかりフライト情報などを確認してスムーズにいけるように下調べをしておきましょう。
■遊ぶ場所が少ない・・
首都のダブリンでも隣国の首都ロンドンなどと比較するとエンターテイメントが少なく遊ぶ場所があまりありません。
学校の近くにあるパブやレストラン、カフェ、ショッピングモールなどへ行く程度に。日本での遊び方や生活の仕方をイメージすると、時間を持て余してしまうかもしれません。
でもそれは他の留学生たちも同じこと。積極的にクラスメイトと一緒に過ごすこと、そして、疲れたらひとりでのんびりと癒せる居心地のいい場所を見つけられるといいですね。
また、学生ビザの人なら、アルバイトにもチャレンジしてみましょう。お金も稼げて時間も有効活用できます。
お財布に余裕があれば、週末は積極的に郊外や地方都市、また、格安航空券などでヨーロッパなどへ時々旅行することもオススメです。
こんな人におすすめです!
- 日本人が少ない所、マイナーな所に行きたい人
- 相互文化交流がしたい人
(大学付属コースの場合、日本語学科の学生との交流が盛ん) - 起業やイノベーションに興味がある人
(国の規模が小さい分、実験的な政策やサービスへの取り組みが盛ん。人口の9%がオーナー経営者) - 旅行好きな人
(国がコンパクト。ヨーロッパへのアクセスも良く、格安で行ける) - 歴史に興味がある人 (先史時代の遺跡から、ケルト文化、中世の修道院文化、イギリスとの関係など、長く複雑な歴史をもつ)
- 音楽やアート全般が好きな人
(パブでも路上でも、レベルの高い演奏が聴ける。小劇場も多い)
留学体験者に聞く!
「アイルランドはどんな人にお薦め?」
- のんびりしている人
- 競争が嫌いな人
- 東京が苦手な人
- お酒が好きな人
- コミュニケーションが好きな人
- 新しいことに挑戦したい人
▲路上でも毎日のようにプロ級のライブが聴ける(提供:井原成実さん)
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