参加した留学カウンセラーはこの2名!

アウェン
ケグリ

1  なぜ中国へ留学したのか?~中国カルチャーへの”恋愛”

── まずは、それぞれ中国へ留学した理由を聞かせていただけますか?

アウェン

中国語に興味をもったきっかけは、家族と行った台湾旅行でした。そこでカルチャー・ショックを受けて、独学で中国語の勉強を始めたんです。
大学に入ったら中国語を勉強しようと考えてたから、高校3年のときに「一度中国を見ておこう」と思って、日本の大学が主催した「平成遣中使」という研修ツアーに参加しました。小学生から大学生までのグループで中国へ行くというもので。でも、実際に行ってみると、独学の中国語が全く通じなかった(笑)。それにまたショックを受けて、もう一日でも早く中国語をマスターしたいという気持ちにとらわれ、結局、日本の大学を受験せずに思い切って中国留学を決めました。

── 最初は上海でしたよね?

アウェン

はい、上海外国語大学へ行きました。これは自分で選んだのではなくて、たまたま上海に親の知人がいたので安心だろうということで。このころは上海と北京の違いも全くわからず、とにかく中国へ!という状態でしたね。

上海で1年間中国語の勉強をしたんですけど、語学だけじゃ物足りなくなってきたので、もともと興味があった中国映画の勉強ができる北京電影学院への進学を考えました。でも学校に手紙を出したら、「まずは語学をやりなさい」と言われ、とりあえず北京電影学院で中国語の勉強を続けながら、聴講生(注★学位はとれないけれど、本科の専門コースを聴講できるシステム。普通進修生)になりました。

ケグリ

私の場合、大学の第二外国語で中国語をとっていたんですけど、中国には全く興味がなくて、ちゃんと勉強してなかったんです。でも大学2年生の夏休みにたまたま祖父母に、北京からシルクロードへ行くツアーに連れて行ってもらう機会があって。
初めての海外ということもあったし、真っ白なところに一気に刺激がジャーっと沁み込んできて、もう帰ってきてから2~3日はベッドの上で放心状態という感じでした(笑)。 あまりにいろいろなことが違って、刺激的で面白すぎたので、熱病にかかったみたいになりましたね。ほとんど恋愛みたいな気持ちで、新聞に「中国」という文字を見つけたらドキドキしたりとか、中国関連の番組を見逃したらすごく残念な気持ちになったりとか(笑)

アウェン

同じ顔をしてるのに、全然違う国っていうのがショックなんですよね(笑)。

ケグリ

そう、スケールも全然違うし、日本製品のバッタものみたいなものがあったり、「コカコーラ」が「可口可楽」になってるとか、笑顔で友好的な態度をとりながら実はものすごくぼられてたりとか、嫌なことも含めてすべてが面白かったですね。駅前で裸で麻雀してる人がいたりするのも衝撃的だったし、そういう場面をつい無邪気な心で写真に撮ったら、追いかけられたりとか(笑)。日本では見たことも、聞いたことも、されたことも無い、みたいなことばかりでしたから。

あと、現地の人とちょっとした交流もあったんです。敦煌でハンコを彫ってくれる家族経営の屋台があったのでハンコを注文したんですけど、ほとんど身振り手振りと笑顔でコミュニケーションをとっていたら、滞在中にお嬢ちゃんがお菓子をくれたりして。

だから手紙を書いたらきっといい交流が続くだろうと思って、撮った写真を送ることにしたんです。でも、そのツアーを引き連れてくれた人が中国に行き慣れた人で、そのエピソードを話したら、「お金いっぱい払ったからね~」と言われて・・・

アウェン

現実的~(笑)

ケグリ

今思えば、それもそうかなと思うんですけど、当時は純粋だったから「そんなことはない!」とすごくショックを受けて。それがまた「なんとしても中国語で手紙を書いて、交流を続けるぞ」という動機になって、帰ってから辞書や中国語の手紙の書き方の本を買って、中国語の勉強にもある程度力を入れるようになりました。NHKの講座を見るようにしたりとか・・

アウェン

ああ、私もNHKのラジオ講座をやってました。

ケグリ

ですよね。あとは、地域の中国人と交流できる場所を探して友達になって、一緒に中国語映画を見に行ったり。でも、それだと「中国を知りたい」という欲求はある程度満たされても、日本にいる中国人は日本語がぺらぺらなので、中国語は全然上達しない。
なので、大学2年と3年の間の春休みに1か月、北京語言大学に短期留学しました。そこで中国の面白さを再確認して、さらに3年と4年の間に1年間休学して、北京師範大学へ留学しました。北京を選んだ理由は特になくて、一般的に言われてる「普通語を身につけるなら北京だ」というのをそのまま実行した感じです。
だから私の場合、とにかく中国という国自体への興味が、留学の理由として大きかったですね。

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