留学体験談新藤みどりさん(ダブリン)

私の留学体験 in アイルランド (2)　学校編

名前	新藤みどりさん
プログラム	語学留学
都市	ダブリン
期間	4ヶ月 (2017年)

学校は、アイルランド（ダブリン）では、質が高く規模も大きいと聞いていた学校に決めましたが、初めての体験ということもあり、授業の内容、設備、環境やサービス面については、まずまずだったと思います。特に個性的で、情熱を持っている先生が多いと感じたことと、レセプションでいろいろな学生の相談窓口担当の女性がすばらしく、いつも笑顔でてきぱきと仕事をこなしていて好感がもてました。

【授業の全体像】

授業の内容には、とても興味がありました。日本の英会話教室とどう違うのだろうか、現地に来ただけの効果があるのだろうか、と期待していたことは確かです。結果的には期待していただけの効果はあったと思います。先生達のプロ意識の高さや、授業の豊富な内容に驚き、文法も日本では疑問だった部分も明らかになって行きました。

だいたい3ヶ月で教科書一冊が終わり、レベルアップしていきます。（途中でレベルの高いクラスにいきたければ、先生にそのことを申し出て、先生の判断と確認テストに合格すればいつでも上のクラスにいけます。）どんなにレベルアップしても、現在形や基本的な部分は教科書の最初の方に盛り込まれています。
ただ7・8・9月は学生の数が増えて一クラスがいつも13～14人になってしまうので、一人一人に対応する時間は当然減ってしまうので、それが不満といえば不満でした。

【おすすめのコースの組み合わせ】

1時限は2時間みっちりやりますが、内容が濃く先生は、どんどん進めていきますので、時間はあっという間です。授業に集中しようという意気込みと、一日も休みたくないという意欲を湧かせてくれます。私は2時限で1日4時間、朝9時から休憩15分を入れて午後1時15分までというコースでしたが、中途で１ヶ月間だけ、午後のグループカンバセイションの授業を1日2時間（週3日）というコースを増やしたことがとても効果的だったと思っています。
ある程度の日常会話が出来るかたには、この両方の組み合わせがお勧めです。午前中の文法とコミュニケーションのレッスンの2名の先生は基本的には変わらず、午後の会話中心のレッスンは、クラスのメンバーも午前とは違い、先生もいろいろ変わるので、それもとても良かったと思います。

【先生のプロ意識を感じた】

ダブリンは都会らしく、先生の経験や経歴も様々で、日本や他国で、語学学校の教師をしてきたという人もいて、レッスン後も先生と会話したり、多くの情報をいただきました。学校にはたまに、はずれの先生がいて、遅刻をしてきたり、授業の準備が足りないと、こちらにもその雰囲気がすぐに伝わるので、そんな先生に対しては、どうも苦情が学校に届くらしく、出来る限り改善されるという姿勢も、よい傾向だと思いました。
学生の中には、自分の会話力が伸びないのを学校や先生のせいにする人もいましたが、やるべきことをやって努力を惜しまない人は、間違いなくのびていました。実際、留学期間にもよるでしょうが、目に見えて伸びるときもあれば、行き詰ってしまうときもあります。先生はまじめに努力している学生のことはよくわかっていて、学習のことを相談しても、アドバイスをしてくれたり、励ましてくれるので、その言葉に私などは何度も救われました。