韓国雑記-異文化の海を泳ぐ (第14回)
第14回:KLPTという試験
NPO法人日韓コミュニケーション協会
理事長
木村 妙子
1998年ナレーター時代、韓国のスタジオで収録の為初渡韓し韓国に一目惚れ。以来仕事で日本と韓国を頻繁に行き来する事となる。1999年初頭から独学で韓国語を学び始め、同年8月休業して高麗大語学堂に短期留学。2004年KLPT(世界韓国語認証試験)日本開始の際設立された検定協会に入社。以後運営に奔走し2008年KLPTを引取りNPO法人日韓コミュニケーション協会設立。
(2011年11月1日掲載)
先日23日にKLPT秋季試験が全国で行なわれ無事終了した。
KLPT Japan代表としては、全国で無事に試験を終えるまで全く生きた心地がしないので、ホッとしている所である。
さて、前回のコラムで告知させて頂いた「第3回 KOREA LOVEな女性のためのグローバルキャリアセミナー」が、試験の10日程前に開催された。今回はKLPTの魅力と対策と題して2度目の登壇をさせて頂き、KLPTの過去問題を使って、参加された皆さんと一緒に問題を解いたり、又問題や答えに出てくる韓国語が実際に使われるシーンの解説をしたり等々、スッカラの朴ちゃんにご協力を頂いて、出来るだけ楽しんで頂けるよう工夫をしてみた。
この、過去問題を解くという事も受験にあたって必要な学習ではあるが、毎回大好評のスッカラ朴ちゃんのドラマを使った韓国語講座が、日常的に良く使われる韓国語を学ぶのにとても役に立つ講座で、とても楽しく、しかも実はその内容自体がKLPTの試験対策になっていたりもするのである。
何故なら、韓国で日常的に繰り広げられている会話の中に試験問題がちりばめられているからである。そしてこれがKLPTの大きな特徴の一つでもあり、魅力でもある。そしてKLPTが「実践的」、「試験らしくない試験」と言われる所以でもある。
試験に完全な対策など存在しないが、しいて言えば、ドラマや映画、K-POPの歌詞、ニュースや新聞記事など、韓国語の海にどっぷりつかって実際に使われている言葉に触れる事が、KLPTの一番の対策と言える。
その際、くれぐれも韓国語の海で溺れないよう気をつけたい。
▲「第3回 KOREA LOVEな女性のためのグローバルキャリアセミナー」で
講師を務めた木村さん(中央)
▲同セミナーの木村さん(右)と、スッカラ朴ちゃん(左)
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