砂漠の国からサラマレコ、ヤバイよドバイ！　（第11回）

みなさんこんにちは。
前回のコラムではドバイでの観光客の受け入れ再開についての情報もお伝えしました。そして遂にドバイでは、陰性証明の取得など様々な制約はありますが、留学生の受け入れも再開しました。ようやくドバイ留学が再開ができ、みなさんにドバイでの充実した留学を再び提供できる喜びに浸るとともに、日本サイドで働く私としては、どのようにして最新かつ正確な情報をお伝えし、いかに納得、安心してドバイにお越しいただけるのかを試行錯誤している今日この頃です。

今回のコラムでは、「ドバイ留学と日本人との関わり方」についてお伝えさせていただきます。
ドバイ留学の魅力の一つに、世界中の国々の様々な人との出会いがあります。そして、そのために留学先では絶対に日本人と仲良くしないという強い信念をお持ちの方もいらっしゃります。もちろん留学の目的やゴールは十人十色なため、そのような信念を持つことは決して間違いではありません。ですが、このコラムは是非、そのような考えをお持ちの方にお読みいただきたいと思います。なぜなら、私は自身の体験を通して、世界中の様々な人に日本人を入れることは、留学生活を充実させることに大きく貢献すると考えているからです。

留学先で出会える日本人は大きく分けると以下2つに分けられると私は考えています。

• 留学生
• 現地で働いている方

おそらく、ドバイだけではなく世界中でこれは共通だと思います。それでは各項目について、どのような刺激や影響が得られるのかということについて、私の実体験を元にお伝えしたいと思います。

留学生

語学留学の場合は、少なくとも半日は語学学校に行っているため、一番会うことが多い日本人が留学生です。また、大学生や若者の場合は同年代の人が多いためすぐに仲良くなることができます。しかし、日本人の友達だけと仲良くしていると、なかなか外国人の友達ができずに、学内外の全ての時間を日本人と過ごすということになります。そのため、適度に付き合うことで、本当に困った時には助け合うことができたり、お互いの外国人の友達を呼んで交流することなどができ、結果的にコミュニティーが広がります。

現地で働いている方

主に日系企業の駐在員の方や、現地採用で働いている方がこのカテゴリーに入ります。ドバイの場合は投資家の方や現地で法人を持っている社長さんもいたりします。平日は留学生は学校に通っており、彼らは仕事をしていることが多いため、週末にある日本人の集まりやパーティなどで会うことができます。私は大学在学中に留学をしていたため、その集まりで様々な社会人の方とお話をすることで、仕事への向き合い方や社会人としてのコミュニケーション力、人付き合い、就職活動のアドバイスなど様々なことを学ばさせてもらいました。そのため留学中には、このような集まりには是非、参加してもらいたいと思います。 ちなみにドバイでは写真の様なプール付きの大きな家を借りて2,30人ほどが集まりパーティーを することが多くあります。パーティーが進んでくると、若手は基本的にはプールに飛び込みます笑。

この様に、留学先で日本人と関わりを持つことは悪いことだけではなく、様々なメリットがありました。短期留学の方の場合は、「海外でしかできないこと」や「英語漬けの日々を送る」ということが最優先かもしれません。ただ、長期留学の方はこれだけではなく、日本人との関わりの中で様々なことを経験することで、英語力だけではなく人間的に成長することができるのではないかと私は考えています。

今月も最後までお読みいただき、ありがとうございました。 それでは次回もお楽しみに。