砂漠の国からサラマレコ、ヤバイよドバイ！

みなさんこんにちは。日本ではコロナウイルス第三波が騒がれていますが、いかがお過ごしでしょか。ヨーロッパ諸国でも同様なことが起こっており、またドバイも同じような様相を呈しています。私事ではありますが、今年いっぱいでES Dubaiの営業スタッフとしての職を辞することとなりました。その為、本コラム「砂漠の国からサラマレコ、ヤバイよドバイ！」は12月の更新をもちまして最終回とさせていただきます。
残りも今回を含めて2回ですが、今月も少しでもみなさんのお役に立てるようなコラムを書いていきたいと思います。

今月のテーマは「大学生語学学校スタッフの仕事」です。私はドバイ現地スタッフを1年間程経験し、その後は日本事務局にて営業活動をしていました。今回はその中でも現地スタッフの仕事についてお伝えできればと思います。

語学学校には日本人だけではなく多くの国の現地スタッフが在籍しています。ES Dubaiでは日本人の他に、コロンビア、ブラジル、ヨルダン、トルコ、タイ、カザフスタン、中国人のスタッフがいます。そして、それぞれが同じ国、もしくは同じ言語を話す留学生をマネージメントしています。そのマネージメントには大きく分けて以下の4つの仕事があります。

・留学生の到着、出発時のサポート
留学生がドバイの空港に到着する際に、事前に空港送迎が手配されているかを確認したり、到着時にトラブルがあればサポートをします。日本からドバイへのフライトは深夜から早朝につけて到着する為、日本人スタッフにとっては大変な仕事ではあります。
 
・英語力向上のためのサポート
留学生は英語力を向上させるためにドバイに来ているため様々な側面から英語力向上のサポートをします。学校初日のクラス決めから始まり、その後も各々が最適なレベルに配置されているように担当の講師とミーティングをしたり学生本人からのヒアリングもします。また自分自身もノンネイティブとして英語を話しているということもあり、英語の自主学習の方法を教えたりもします。レベルの上下やアドバイスをすることはうまくやらないと留学生のモチベーションを下げてしまうことになりかねないので最も気を使う仕事です。
 
・日常生活のサポート
「美味しくて安い日本食レストランが知りたい」「日本人の医者がいる病院に行きたい」「どこどこへの行き方を教えて欲しい」など、初めてドバイに来る留学生はドバイに関してわからないことがたくさんあります。そのため、現地スタッフは現地の様々な生活情報や観光地のアップデートに関しての情報収集を欠かさずにしています。
 
・アクティビティーの計画と引率
留学生の方々が楽しみにしているアクティビティを計画することも現地スタッフの大切な仕事です。ES Dubaiの場合、詳細は提携の現地旅行会社が手配をしてくれるのですが、学校内で日程調整や引率担当を決めたりします。またアクティビティは楽しいだけではなく、英語学習や新たな友人を作るいい機会のため、自分が担当する学生に参加を促すことなどしてアクティビティを盛り上げることも仕事の1つです。

みなさんが、実際に語学学校に来るとオフィスの中の各国の現地スタッフ達は仲が良く、仕事中にも関わらず、だらだらおしゃべりをしているような印象を受けるかもしれません。しかし、実際には密にコミュニケーションを取ることで、学校を盛り上げたり、安全で充実した生活をサポートし、みなさんの総合的な留学体験の満足度を上げるために全力で仕事をしています。
そのため、何か話してみたいことや困っていること、相談したいことがあれば是非、話しかけてみてください。きっと皆さんのお役に立てるはずです。
 
それでは今月も最後までお読みいただきありがとうございました。
最終回となる次回でまたお会いしましょう。