砂漠の国からサラマレコ、ヤバイよドバイ！

みなさんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。
私は、今月になってからは日本人留学生も続々とドバイに到着しているという現状を見て、ようやく長い夜が開けたような気分になっておりますが、さらに兜の緒を締めなければと感じている今日この頃です。
 
さて、今回のコラムでは「ドバイ留学と就職活動」というテーマでお届けしたいと思います。
私自身、大学3年生を休学しドバイに留学、帰国後に就活という経験をしています。そのため今回は私の体験をもとに、どのような留学生活を送れば就職活動で優位に立てるのかについてお伝えできればと思います。
 
まず、大前提としてご理解いただきたいのは留学をすることは就職活動において有利になるわけではありません。現在では期間の長短を問わなければ数多くの大学生が留学をしており、企業側も留学経験者を特別視するということは少なくなってきています。たまには留学経験者優遇の枠もありますが、そこで求められているのは比較的、高い英語力や実力でこのレベルに達することは一握りの人たちにしかできません。
 
英語ができたり、海外での経験がある学生を欲しい企業は多いはずですが、なぜこのような状況が起きるのでしょうか。答えとしては、多くの留学経験がある学生に、その実力が備わっていなかったり、それをアピールすることができていなかったりするからです。
予算をかけて採用活動をしている企業からすると、留学経験者というだけで優遇することは、例え数パーセントが真のグローバル人材だとしても、効率が悪くなり優遇することをしなくなります。
これを逆に取ると、自分自身が留学経験者という肩書だけではなく、高い語学力と海外での実力があることをアピールできれば、大きなアドバンテージということになります。
そのためには、他人と比較ができるTOEICなどのテストで圧倒的な力を示すことが最短経路だと私は考えています。よく、TOEICでいい点をとることは高い英語力を示すことにはならないという人がいますが、高い英語力を持っている人はTOEICでもいい点をとることは絶対にできるため、高得点をとっておくことは、自分自身を目立たせることにつながります。留学経験や語学力をアピールしたいのであれば最低でもTOEIC800点は必要なのではないかと個人的には考えています。
 
このような大口を叩いている私ですが、私自身も就職活動をしていた時はTOEICでは900点ほどしかありませんでした。ただそこで自分自身をグローバル人材としてアピールをするために「英語力」だけではなく「英語を使って何かをした経験」というものをアピールしていました。私の場合は当時から語学学校のスタッフをしており、その経験が大きく役に立ちました。
ドバイは活気に溢れており、様々なことが起こり続けている街です。そのため、「英語を使って何かをした経験」が積みやすいのではないかと私は考えています。
 
まとめとして、語学学校のスタッフかつ、留学経験を持ちながら就職活動をした身として、留学では語学を究めることはもちろんですが、それ以外にも何かに熱中することを強くお勧めします。気をつけて頂きたいのは、就職活動のために何かに熱中するのではなく、自分がやりたい何かに熱中してください。そうすることで、ただの留学経験者から、海外で実績を上げてきた群を抜けた人材となり、結果的に就職活動で役に立ちます。
 
今回は文字ばかりで堅苦しい内容になってしまいましたが最後までお読み頂きありがとうございます。
それではまた次回もお楽しみに。