まずはわたしのきっかけを聞いてください。
わたしが台湾留学を決めたきっかけ…やはりその根本は「中国語の習得」です。

日本の大学で中国語学科だったわたし。在学中によく聞かれたのは
「なんで中国語を勉強しているの？」でした。
もともとは全然違う進路を考えていたのですが、大学受験を前にしてその道に向いていないことに気付き、
潔く方向転換を決めます。その際に人生初の自己分析をしてみました。
いま興味があることをすべて紙に書き出してみたのです。

そうしたら…

などなど、やたら中国に関するワードが出てきたのです。
しかも、テレビで中国関係のことをやっていると自然と目が留まる。
じゃあ中国語学科にしよう！これがすべての始まりでした。
ちょうどその時父が台湾の人と仕事をしていて
「これからは中国語の時代だぞ！中国語ができると仕事にも役立つはずだ」
と言われたのも背中を押されました。

中国語を話している人を見るとケンカしているみたい、とはよく聞く話ですが、
たしかにわたしもそう感じたこともあります。でもそれよりも、わたしは中国語を聞いていると
音楽を奏でているみたいに心地よくてキレイだな、自分も話せるようになりたいな、
いちばんにそう思ったのが中国語を勉強しはじめた動機だったと思います。

中国語を勉強しているのだし、とりあえず中国に行ってみよう！ということで友達と参加を決めました。
初めての海外で、それが中国。目に入る全部が刺激的で、同じような顔をしているのに
言葉も雰囲気も 全然日本と違う、そのことがとてもおもしろいと思うようになりました。

何より、そこで出会った先生がとてもやさしく熱心に、そして徹底的に
わたしに発音を教えてくれました。
衝撃的だったのが、わたしは自分の名前の漢字一文字の声調を間違えて覚えていたのです。
大学で一年数ヵ月も何を勉強してたの？と自分に突っ込みを入れたい気分でした（笑）

わたしはこの短期留学のおかげで日本でも中国語を発音するのが怖くなくなりました。
間違ったらそりゃ少しは恥ずかしいけど、勉強中なんだからしょうがないじゃん！
と思えるほど気が強くなって帰ってきました。
それからやっと中国語が好きになり、楽しんで勉強できるようになったのです。

わたしの大学卒業時の中国語のレベルですが、それでも今思えば初中級止まりだったのではないでしょうか。
さらに、卒業後は中国語とほぼ関わりを持っていませんでした。でもなんだかずっと、長期留学して中国語をものにしたい！という気持ちはふつふつとくすぶっていたと思います。
それでも仕事だったり状況だったりなかなか実現できなかったのですが、あるタイミングでそのすべてがクリアになった瞬間があったのです。

行先は台北に決めました。理由は簡単で、一度訪れてとりこになってしまい、ここだったら長期滞在もできそう！という自信が持てたこと。

それからたまたま知った台湾教育部の奨学金の試験を受けてみることにしました。
それがだめでも留学することは決めていたのですが、うれしいことに合格！神様はわたしに台湾に行け！と言ってるんだ、なんて今度は神様に背中を押された気分になりました（笑）まさにこの時がわたしの留学のタイミングだったのだと思います。

長くなってしまいましたが以上がわたしのきっかけストーリーです。

という感じでしょうか。留学の目標もあいまいで、レベルをどのくらい上げるというよりは
お金や時間の都合などで期間を決めている人が多かったと思います。

わたしは母に「中国語のために留学するのはわかるけど、その先のことは？」と聞かれ、
うっ…と答えに詰まったことがあったのですが、その時みんなも同じなんだと安心さえしました。
わたし以外のみんなは将来の仕事に役立たせるため、試験の何級を取れるまで、など
具体的かつ立派な目標があるのだと思っていたからです。

記事をご覧いただき、「台湾留学について、もっと知りたくなった！」という方は、ぜひ資料請求や無料相談（留学カウンセリング）をご利用ください！専任カウンセラーがしっかりご相談に乗ります。