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全英語授業

【台湾留学で英語力は絶対に伸びる】非英語圏ならではの困難への向き合い方

(掲載:2021年5月28日)

お待たせいたしました。新連載コラムの第2回です。

前回のコラムを読んで台湾で英語を習得できそうだと感じてくれたかもしれません。

ですが台湾が非英語圏であるということを忘れてはいけません。

『英語を習得しに台湾に来たのに自然と英語に触れる機会が少ない。』という声が上がっているのも事実です。

今回は台湾で英語を学習していく上では向き合っていく必要のある困難への向き合い方について紹介します。

1

英語に触れる機会は “自分で” つくる

当たり前のことですが、台湾で使用されている言語は英語ではありません。中国語です。ですので普段の生活の中で自然と耳にする言語は中国語が多いです。

ですが、自然と英語に触れる環境を自分でつくり出すことは出来ます。

そのためには多国籍なメンバーで構成されている外国人留学生のグループと共に行動することを常に心掛けてください。

台湾にいる外国人留学生同士の共通言語は英語です。

特にグループが多国籍なメンバーで構成されている場合はその傾向が強くなります。そのようなグループと共に学生生活を送ることで日常的に英語に触れる機会を増やしていくことができます。自分が話す言語はもちろん、自分の周りから自然と聞こえてくる言語も英語にすることができます。

ここで注意してほしいのは(英語力を強化することを第一優先とするのであれば)同じ国籍(非英語圏)同士で固まっているグループはあまりおすすめできないということです。周りから聞こえてくる言語が英語ではないことが多くなるからです。

台湾の大学には同じ国籍の学生で構成されているグループがたくさんあります。もちろん日本人同士で一緒に行動しているグループもたくさんあります。それが悪いということではありません。

ただ日常生活の中で英語を使う頻度を増やしていくことを優先するのであれば、やはり多国籍なグループの一員になるのが効果的です。
 
前回のコラムで大学生活の中で外国人留学生と交流しやすい機会を紹介しました。参考にしてもらえたら嬉しいです。

2

ネイティブの教授・留学生が少ないのはむしろ好都合?

『授業が英語で行われる全英語授業プログラム=全教授がネイティブスピーカー』ではありません。基本的には台湾を含めた様々な国籍の教授が英語で授業を進めていきます。(近年はネイティブスピーカーの教授を積極的に採用している大学も見受けられます。)

また外国人留学生も東南アジア、南米、ヨーロッパの方が多いです。全英語授業プログラムに属する多くの外国人留学生は流暢な英語を話しますが、全ての学生がネイティブスピーカーのように英語を話すわけではありません。

ですが少しマインドセットを変えると、この多国籍な環境は生きた英語力を身に着けるチャンスだ!ということが分かります。

国際色豊かな環境の中で英語を学習することには以下のようなメリットがあります。

①安心感

多国籍な環境下では英語を母語としない人がほとんどです。だからこそ恥ずかしさや間違えを恐れる気持ちを捨てて英語でコミュニケーションをとることができます。

なぜなら外国語で話すことの難しさを皆が理解しているからです。発音や言葉の使い方が完璧ではないのはお互い様です。

前提としてこのような共通理解があることで精神的ににだいぶ楽になりませんか?

②多様な英語の発音、イントネーション、訛り、表現方法に慣れることが出来る

世界人口の4人に1人は英語を話すと言われていますが、英語話者の75%以上が非ネイティブスピーカーです。ネイティブスピーカーとしかコミュニケーションがとれないのであれば、もはや英語が話せるとは言えないのかもしれません。

国籍やバックグラウンドによって発音、イントネーション、訛り、表現方法は大きく異なります。様々な英語に対応できることが出来て初めて真の英語力が身についたと言えるのではないでしょうか。

もし将来英語を使ってグローバルに仕事をしたいのであれば、この多国籍な環境は多様な英語に学生時代から触れておく絶好の機会です。

③実用的な英語力を身につけられる

前述したように台湾では非ネイティブスピーカーと英語でコミュニケーションをとる機会がたくさんあります。

当然お互いの言っていることが分からない場面に出くわすことも多々あります。

そんな時は心の中でガッツポーズ!今こそ自分の英語力を最大限に活かす時!です。

先ずは相手の言いたいことを理解するために、文脈やイントネーションなどを考慮して話の展開を予想しながら注意深く相手の英語を聞き取りましょう。そして自分の言いたいことを相手が分かる表現を使って伝えてみましょう。

実はこれ、まさにグローバルなビジネスの場で常に行われていることなんです。

私は現在台湾で英語を使用して仕事をしていますが、学生時代にこのような環境下で英語の訓練ができて本当に良かったなと日々感じています。

この作業を繰り返していくことで豊富な表現力と様々な状況下で会話を繋いでいく力が身に付きます。

3

でもやっぱりネイティブと会話することは超大切

多国籍な環境を強調してきましたが、やっぱりネイティブスピーカーの方たちと実際に会話をすることはものすごく大切です。

台湾の大学で英語のネイティブスピーカーを探すことは大学によっては難しいかもしれません。

そんな時は大学の外に目を向けてみましょう。

LinkedIn, Meetup, FacebookなどのSNSを利用すれば、学生のみではなく台湾にいる全ての外国人の方へ向けたイベントに参加することができます。

『言語交換のイベントページ』

『言語交換のイベントページ』 出典:Meetup

ビジネス系のセミナー、スタートアップ企業の展示会などには多くの台湾在住外国人が集まり、英語で情報交換が行われています。もちろんそのような場ではネイティブスピーカーの方と交流できる可能性が大いにあります。

『スタートアップ企業の展示会』

『スタートアップ企業の展示会』 出典:2020 Meet Taipei Startup Festival

 

実際に私もネイティブスピーカーと英語を使って交流できる機会を求めて色々なイベントに参加しました。その後長い付き合いをしていく程の関係になれた人たちともこのようなイベントを通して出会うことができました。

1、2年生:大学内で多国籍な環境を見つけ、それを最大限に活かして英語を習得

           ↓

3、4年生:大学外の活動にも積極的に参加してネイティブスピーカーの方たちとも交流を図る

この流れは非常に効率が良くおすすめです!

いかがでしたか。以上が私が思う非英語圏である台湾で英語学習を進めていく上で向き合っていくべき課題です。

少しマインドセットを変え、自分が置かれている立場や環境に対してポジティブな姿勢を持って行動することで英語学習の効率がぐっと上がると思いますよ。

実はもうひとつネイティブスピーカーの方たちと“超本気で”交流できる絶好の機会があります。

それは、『インターンシップ』です。

次回は台湾のインターンシップ事情について詳しく紹介していきます!

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