ニッポン人のさとり方 (第15回)
第15回 秘密の英語学習方法!これであなたもペラペラに!
松岡 祐紀さん 株式会社ワンズワード
代表取締役、写真家
松岡 祐紀
19歳でスコットランドのエディンバラに留学。NYにてスタジオアシスタントを経験した後、ロンドンに在住。帰国後はフリーランス・フォトグラファーとして活躍。2009年にノーベル平和賞受賞者ムハマド・ユヌス氏の「ソーシャルビジネス」という理念に感銘を受け、株式会社ワンズワードを起業。レッスンの質の高さを売りにしたオンライン英会話スクール「ワンズワードオンライン」を立ち上げる。
2011年よりブエノスアイレスへ移住、さらに第三の故郷としてメキシコシティに居住。2014年3月に中南米・南米の英語学習者のためにスペイン語版、ポルトガル語版、英語版のオンライン英会話スクールを開設。現在は、ブエノスアイレス、メキシコシティ、日本を行き来して、ソーシャルビジネスの理念の普及と事業拡大を目指している。
(2011年6月1日掲載)
日本人が英語を上手に話すほかの日本人を見ると、下記のようなプロセスを経ることが多い。
1.「すげえ」
2.「あんな風に流暢に話せるようになりたい」
3・「英語の勉強を始めたけど、いつになったら、あんなに上手く話せるようになるのだろうか」
4.「英語・・・・・まじ、めんどくさえ。もっと楽したい」
5.「彼らはきっとあんなに上手く話せるようになったのだから、何か秘密があるはずだ。彼らだけが知っている秘密の学習法があり、それさえ使えば、自分でも話せるようになるはずだ!」
6.結果、その「秘密の学習法」を求めて三千里、お金と時間を湯水のように使い、英語は全く上達せず。
7.「チャンチャン」
とまあ、だいたいこのようになる。語学習得はスポーツと同じだ。イチローに「どうやって野球が上手くなったのですか?」と訊く馬鹿がいないように、英語の達人たちに「どうやって英語が上手くなったのですか?」と訊くのも愚問だ。
謙虚な彼らはきっと「勉強したから」とだけ答えるだろう。それが本当に意味するところは「人の何十倍も勉強し、必死に努力してなんとかここまで辿り着いたけど、まだ満足していないから、日々努力を欠かさない」ということだ。
本当にきちんと努力をしている人たちは、別にそれが「努力」という重々しいものだと思っていない。ただ自分が目指す頂きに向けて、毎日せっせと山を登っている感覚だろう。
何事も結果はすぐにはでないし、最初から結果ばかりを求めると、ろくなことにはならない。かりに一日24時間ずっと英語の勉強をしても、たいして上達はしない。毎日少しずつ、自分が出来る範囲で「学習を継続」することが何よりも重要なのだ。3ヶ月先、半年先、一年先を思い浮かべて、毎日ただ打ち込むしかない。
(Photo: Yuki Matsuoka)
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