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グローバルキャリア塾 連載コラム

次世代教育 (第34回)

第34回:ボーディングスクール-スポーツと人格教育2

株式会社E-Concierge
代表取締役

斉藤 克明 (さいとう かつあき)

11981年より一貫して海外の初等・中等教育コンサルティングに携わる。1999年、中学・高校留学ガイドを出版。 2001年、日本人初のアメリカに本部を置くIECA(教育コンサルタント協会)のメンバーとなる。E-Concierge代表取締役、海外留学協議会副理事長。

株式会社E-Concierge

(2012年4月15日掲載)

アメリカでは、日本の全国高校野球大会のような、国民的中等教育スポーツ大会はありません。ボーディングスクールのリーグによる大会は日本でいえば、県の私立のみ参加の大会に等しいものです。しかし、この規模のリーグから、多くの生徒がアイビーリーグをはじめ、多くの難関大学にスポーツ推薦によって入学します。さらには、その中の数パーセントはプロへと進んでゆきます。

ニューイングランドのボーディングスクールの多くが、NFL、NBL、MLBなどで活躍している、あるいはかつて活躍した選手を輩出しているのです。

ボーディングスクールにおけるスポーツの捉え方は、日本の中等教育におけるスポーツと全く異なると私は思います。第一に、競技スポーツ活動において、生徒が明らかに純然たる主役の位置を占め、彼らを人間的に成長するためのツールとしてスポーツが活用されます。いかに運動能力に優れ、素質があったとしても、プロとして生計が成り立つのは、ボーディングスクール生徒のなかで1%にも満たないでしょう。それを熟知しているのが、ボーディングスクールでスポーツに従事するスタッフすなわち、先生兼コーチなのです。また、どれほどに運動能力がない生徒でも、複数の種目にチャレンジして自分の未知の能力に目覚めることもあるかもしれません。あるいは、同等な能力を持つ他校生徒と対等に競技をすることで、彼らなりの達成感、成功体験、敗北から学ぶ積極性、など貴重な人生哲学を学ぶことができます。

「『負け』をどのように教えるか」とあるコーチは言いました。人生において、失敗から学ぶという概念に似ていると思います。常勝などということが、ほんとの人生ではあり得ないわけですから。「勝っても負けても、相手チームを尊重する」とは、私が訪問した、マサチューセッツ州とコネチカット州にある八校のボーディングスクールすべての運動部長(Athletic Director)が言った言葉です。

ボーディングスクールは教師と生徒が一つの地域で学び、生活するという特殊な環境を作ります。そこでは、スポーツ、勉強、生活が一体となって、機能しています。勉強とスポーツが連動できるのは、スポーツコーチと各教科の先生が学校生活のなかで必要な時に、必要なだけ連絡を取ることが可能だからです。

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